AppleWatch使用歴4年半の今思うこと
過去に数件AppleWatchについての記事を書かせていただきました。
1 AppleWatch5を1年間使用した感想 2 AppleWatchの使わなくなった・使うようになった機能 3 AppleWatchUltraは黙殺 4 AppleWatchUltraをやっぱり選択
時計にしてはかなり長い時間手首に装着し続けているのですが、ここ数ヶ月は外して生活するようになってきました。4年半という使用歴で見えてきたAppleWatchの落ち着いた存在感について今日はお伝えしたいと思います。
春以降、外すとめっちゃ臭い
スマートウォッチは1日中ずっと装着してバイタル測定とスマホなしでの通知が便利なのですが、シリコン系のバンドなので取り外すと自分の体から発せられたとは思えないような臭さで嫌になります。
それが嫌で、睡眠中、ワークアウト中と仕事中以外は外すようになりました。
※逆にこれらの3場面では絶対につけてます。
ゴルフ中は便利な反面思わぬ落とし穴が
AppleWatchは数多のスマートウォッチの中で最もシェアが高いため、沢山の優れた距離やレイアウトが分かるアプリと、スコア入力が手元でできるアプリに恵まれています。
ゴルフ用に腕時計型GPS距離計測器を購入される方も多いのですが、AppleWatchUltraであれば1日中稼働させても電池切れの心配がなく、高精度に扱うことが出来ます。
私は、ただこのAppleWatchを装着したままゴルフをしたせいで通知が来た際にその振動でミスを犯してしまうことが何度もあり外してしまいました。
活動履歴や、上記のような距離計測機能は便利ですが、ラウンド中に気が散るのは本当によくないです。ゴルフに行くときは外してしまい、自宅に置いています。
ちなみに、通知が来ないように設定を睡眠モードなどにしましたが、それだと遣おうとしたとき毎回解除動作をしなければいけないので、萎えてしまいました。
手首で時間・日付・予定が分かるのはデカい
デジタルガジェットを導入する最大の目的は、手間を省くことだと思うんです。じゃないと、何かをデジタル化する意味はないと思う次第です。
- 時刻合わせの必要なし
- 日付も曜日も分かる
- 次の予定を表示させておける
これが便利すぎて、仕事中は手放せなくなってしまったのですが、先述した通り夏場になって仕事がオフの時間帯は付けなくなったら、それはそれでかなり不便なんですよね。
時間を確認するのにいちいちポケットからスマホを取り出さないといけないし、日付や曜日も記憶する癖が抜けてしまってパッと言えないし、予定もやはりスマホを見ないと思い出せないし、下手をしたら直前まで忘れてしまうぐらいスマートウォッチに依存していることに気付かされました。
意外とアクティビティの記録は要らない
かつてAppleWatchのCMでは、腕時計から運動を促されて、今まで以上に自分の健康をキープするため運動に勤しむ外国人の姿が映し出されていました。
最初は、ジムに行ったりその辺を散歩したりゴルフ中に何歩歩いたかなんてのが記録されていくのを嬉しく眺めていましたが、どれだけそのゲージが溜まろうが、同じなんです。飲んで食えば太るし、飲まなければ太らない。30代になって、運動だけで痩せようと思ったら山を何日もかけて登って降りるとか、マラソン大会に出場するとか、あるいはボクシングの大会に出るとかそういった訳の分からない負荷を身体に掛けないと、打ち上げでちょっと飲んだビールと食べた唐揚げのせいでオーバーカロリーになってしまうのです。
運動する習慣づけはとても正しいし、健康をキープするためには必要ですが、多くの都会で生活する大人たちが求めているボディーメイクとか、ダイエットに必要なのは食生活の改善でしかないので、むしろ血糖値のモニタリングや、簡易的に食べたものを記録するインターフェイスだったりします。
設定を失敗すると暴走するSiri
ゴルフ中、もう先述の通り手首から外してしまいましたが、スイングが終わるとSiriのスイッチが強制的に押されて、自分がしゃべった内容に返事をしてきたりします。
意外とこういうことが日常茶飯事に起こってしまい、いきなり自動音声で読み上げられる電話帳の中の名前とか、テキストメッセージの文章とか、次の予定とかが静まり返った場で再生されることに焦らされました。
こんなものが外し忘れで試験中に流れてしまったら一発退場も避けられないので、初期設定で音声の有無をON/OFF出来るようにすべきだなと思います。
AppleWatchUltraにして買い替えする必要がなくなった
AppleWatchは、5,6,7シリーズと買い替え続け、8を買わずにUltraを買いました。しかしながらUltaraをUltara2に買い替えることはしていませんし、今のところその必要も感じていません。
その主たる原因は電池の最大容量が減らないことに在ります。
AppleWatch5~7の場合、1年間ほぼ毎日使って、最大容量が88%程度まで落ちてしまっていました。これは、満充電しても88%からスタートするということを意味します。しかし、Ultraの場合2年近く使ってみて、98%です。これには複合的な理由がありますが、Apple製品の大半が、電池の保護をするために満充電にせずに80%までの充電で留めておくような設定が可能です。こうすることで、電池の劣化を避けるのですが、Ultraの場合は満充電で大体1日半は余裕で電池がもつので、毎日充電できる環境であるならばそもそも満充電にしてから使う必要がないという強みがあるのです。
こういったことで、電池に関するストレスが無く、性能的にも問題なく、どちらかというとマザーマシーンのiPhone側に依存するため、買い替えの必要性が薄れたというのが実際のところです。
まとめ
- 4年半使っているが、最近外していることが多くなった
- 外しているときに感じる不便こそ、時計的な機能プラス予定などスマートウォッチならではの表示機能だった
- 高い買い物ではあるが、AppleWatchを本気で使いたいならUltraにしたほうが電池の持ちでアドバンテージが高いからおすすめ
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