昔の日記から抜粋 痴漢を目撃するも何も出来なかった後悔
満員電車で目撃した“珍事件”
昨日(2006年当時です)、通学のために乗った電車内で、なんと痴漢現場を目撃しました。しかし、実際にその場面に立ち会いながら、私はただただ傍観するだけ。何もできなかった無力感が、今も心に残っています。
普段から「いつか痴漢を見つけたら必ず止める」と心に決めていた分、いざというときに何もできなかった自分に悔しさが募るばかりです。
まさかの展開に苦笑い
ところが、その“痴漢”のターゲットがなんと――
小太りの中年男性が、さらに年配の男性にされていたという、ちょっと信じがたい状況でした。
現場の様子
その日の電車は満員。私とそのはげた男性の間には一本のつり革があり、人が入り込める隙間はない状態でした。そこへ、生駒駅から乗ってきた青いジャケット姿の年配男性が、私の後ろに立ち、何やらごそごそと動き始めました。私はすぐに警戒態勢に入りましたが、その様子を察したのか、彼は慌てて場所を変えます。
そして小阪駅を過ぎたあたりで、ふと隣の小太りの男性を見ると――
なんと、さっきの年配男性が、腰をぴったり密着させたまま静止していたのです。
はげた男性は「助けてくれ」と言いたげな目をこちらに向け、年配男性は「見ないでくれ」と言わんばかりの視線を私に送ってきました。私は状況を把握しつつも、笑いをこらえるのに必死で、何もできないまま見守るだけとなってしまいました。
その後の“顛末”
痴漢(と思われる)年配男性は鶴橋駅で降車。ターゲットとなっていた小太りの男性は上本町で降りるまでの間、ずっと私の方を無言で睨みつけていました。
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