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死生観を5歳児と共有した
「パパはいつまで生きるん?」
昨夜突然深刻な顔をした5歳の息子にそう尋ねられました。
「あと50年以上は生きたいかな。」
そう答えた後、息子は・・・
「もうちょっと生きた方がええんちゃうの?」
と言ってきたので、少し本気で話してみることにしました。
「あのな、お父さんは先に死ぬ。でも今すぐ死なないから、死んでも生きていけるようになれよ。」
するとかなり深刻そうな顔をして、
「でも、パパ死んじゃったら困るから生きてもらわないと・・・。もっと生きたいと思わないん?年取る前に死にたいん?」
かなり際どいところを突いてくる5歳児。
「年取りたいよ。年取るって凄いいいことやねん。それだけ色んなことして楽しかった結果やから。ほんで、死ぬのは順番がいいねん。おじいちゃんとおばあちゃんが死んで、お父さんとお母さんが死んでいくねん。」
泣きそうな顔になっていく5歳児。
「長生きしたらでもな、その分哀しいこともいっぱいあるよ。友達が死んで行って、誰も知ってる人いなくなったら寂しいから。だから順番にいなくなっていくのが幸せやねん。」
「そうか。うん、わかった。」
もう頭の中では、グリングリーン青空には小鳥が歌い~♪と明るくも切ない曲が流れていました。
死ぬことが怖くなってからが人生スタートやと、肩を叩いてあげました。
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