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カールおじさんとの想い出

北海道のじゃがいも不作によるポテトチップスやピザポテトの販売終了や販売中止で世間がざわついたことが記憶に新しいですが、カールも販売網の縮小されるという悲しいニュースが連続して伝えられました。

カールの場合はご承知の通り、完全な販売終了ではなく、カレー味などを販売終了し、全国5工場を愛媛にある1工場に集約し、販売も中部地方より東側を除く地域に限定することになったということで、関西ではお目にかかれるということで関西圏に住むカール好きは胸をなでおろしたことでしょう。

昔愛媛のスナックで飲んでた時に、ベロベロのワイシャツを着たおじさんがいて、カールおじさんの歌(いいもんだな故郷は)をめちゃくちゃ上手に歌ってたんです。

店の人は慣れたもんで、拍手はするもののそんな感動している様子はなかったものの、そのおじさんはほとんどテレビで聞いたそのまんまの歌い方で、私は感動して拍手して盛り上げてしまったのですが、おじさんは気を良くしてその曲を30分に一度のペースで歌い、徐々にろれつが回らなくなるほどお酒を飲み、へべれけになってしまっていました。

そろそろいい具合の時間になったので、一緒にいた人が帰ろうと言い出してママに代行を呼んでもらいました。

※代行とは、田舎では当たり前なのですがお酒を飲んだ後自分で運転出来ないので、自分の車を運転してもらい、自分は伴走するもう一台のタクシーに乗って帰るシステムです。

私はカールおじさんが心配になり、大丈夫かと聞くと「もう、今日は商売上がったりや!」と半ば自暴自棄になっていて、気になって「おじさんの仕事はなんなん?」と聞きました。

 

 

「代行!」

 

 

「おっさん最初から仕事する気ないやろ!!」

 

なんでも、お客さんから代行依頼の連絡を飲み屋街付近で待っていたところ、全然電話もないししびれを切らして飲みに入ってしまったそうです。

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