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不思議な縁を感じた話

自分と同姓同名の人物が、いるかいないか考えたことが誰しもあると思います。私ももちろん考えたことがありますが、自分と同姓同名であるからといって人格まで同じというわけではありません。ただ何となく、テレビで下の名前だけでも同じ人を見かけるとシンパシーを感じてしまうのは人の性なのでしょうか。

ある日届いた1通のメール

ある日私のGmail宛てに1通のメールが入りました。

本文の出だしは私の名前宛てでしたが、文章を読むと完全に私が購入したことが無いはずの、デンタルホワイトニング薬剤購入についての案内文と、完全な個人情報が書き込まれたものでした。

暫く考えたのちに、ふとメールアドレスを見ると答えが分かりました。

私のアドレスは、ローマ字で自分の名前をフルネームで打ち込んだもので、苗字と名前の間にピリオドを含んでいました。恐らく間違われた同姓同名の方のアドレスは、ピリオドではなく別の記号だったと思われます。

見えてしまった個人情報から見えた別の事実

メールが届いてしまった以上、内容は全て読んでしまった為、間違って送られてきた同姓同名の方の住所がそこに書かれていました。

すると、まさかまさかの自分のご先祖様が眠る里ではありませんか。

A県T市に、アルファメック株式会社創業者(旧野村鍍金工業所株式会社)である野村清之助の先祖を祀る墓があるのですが、その辺に、私と同姓同名の方がいらっしゃるというのは何か縁を感じてしまいました。

もちろんホワイトニング薬剤販売業者には、宛先間違いを指摘した返信をしました。

そうして私はとりあえずその後直ぐに歯医者に予約を入れました。

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