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もう大阪と広島の人はお好み焼きで争うのを止めましょうよ

出張で広島まで参りましたので、広島駅前のASSEにある麗ちゃんというお好み焼き屋さんに入りました。頼んだのは生牡蠣の入ったお好み焼き1400円です。

鉄板の前で出来上がるまでの様子をじっくり見ることが出来ました。ご存知の通り、広島は薄い生地にキャベツともやしと麺を挟んでお好みの具を入れるのに対して、大阪はキャベツなどの野菜を生地と混ぜてからホットケーキのように焼きます。具もお好みでタネに入れたり表面に焼き付けたりします。また、麺を重ねるものをモダン焼きと呼び、広島との違いを打ち出しているように思います。

広島のお好み焼きは、とことんヘルシーだなというのが私の印象です。野菜のしゃきしゃきっとした食感と、それを生地と麺とで挟み込むことで、ボリューム面も確保しています。

どっちが旨いかという議論によくなり、喧嘩になります。私はそれは、ナポリとアメリカのピザや、朝鮮と盛岡の冷麺や、全国各地にあるご当地焼きそばと同じで、それぞれに調理方法や具材が異なるのにお互い張り合ってどうするんだと思います。急に素人が県民ショーみたいなトークせんといて、と。

お好み焼きというものの価値を高めることで、パイは大きくなり、今日は広島まで来たしお好み焼きを食べようとか、大阪まで来たけえねぎ焼きでも食うちゃるかとなるわけです。

これだけお好み焼きの話をしましたが、私個人的には、大阪に来られる際は焼き肉を召し上がって頂きたいです。牛肉のランクについて特に言及されていない焼肉店でもビックリするような質の肉や、秘伝のタレで調理されています。地方の高級ブランド牛を、秘伝のタレに漬け込んで焼くなんてことはまずしないと思いますが、これも文化だということで肉のレベルだけでない、調理方法としての焼き肉を楽しめる街、大阪が私の好きなところです。

結局鉄板見てたら焼き肉が食べたくなったというアホな話でした。

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