今月のゲンバ男子 玉川 勢

不況に強い会社

不況に強い会社

「金属製品の大半はメッキが必要になるので、メッキ業界は不況でもなくならない」と思い、アルファメックに入ろうと決心しました。入社したのは2008年7月で、あのリーマンショックがまさに起ころうとしていたその時でした。2009年に入るころから徐々に仕事が減り始め、図面を読む講座を社長がしてくださるなど、メッキについて勉強する機会が増えて新入社員の私はある意味ちょうど良いタイミングで入社できたなと思います。メッキは学ぶべきことが多いこともその時知り、かなり驚きました。

不良との闘い

不良との闘い

リーマンショックを会社は予想通り乗り越えましたが、今度は私が乗り越えなければならない壁にぶち当たりました。担当する硬質クロムメッキの難易度の高さです。他のメッキに比べてメッキ条件の許容範囲が圧倒的に狭いと思います。適切な冶具への掛け方、吊るし方、電流値の上げ方、前処理方法など、全てのチェックポイントをスムーズに通過させないと綺麗な仕上がりにならず、密着性の確保もままなりません。入社から9年半経った今でも、予想外のメッキ仕上がりになることがあります。硬質クロムメッキはまさに、不良との闘いです。

不健康にならない心構え

不健康にならない心構え

私が考えるゲンバ男子の条件は、不健康にならないこと、つまり毎日元気に現場に立って腕を磨くことです。ここ数年ほとんど無遅刻無欠勤を継続出来ています。その秘訣は、大阪市内どこへでも自転車で出掛けるようにしていることや、たまにプールで泳ぎに行くようにしていることです。今後はさらに、大阪市内には結構天然温泉があるので、休日に温泉巡りをしてその周辺を散策して過ごしてみたいと考えています。

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