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トレンディドラマはマスク着用を
2020年は春から大幅に放映が遅れて始まった連続ドラマですが、マスク着用しているシーンが皆無だったので、現実に即していないなと思った方も大勢いらっしゃると思います。
特に、現代の流行を映し出すトレンディドラマこそ、コロナ禍での新しい生活様式を盛り込んだ内容にしていくべきですし、マスメディアから発信するトレンディが一体どんなものか観たいという欲求をどうか叶えて欲しいのが本音です。
役者たちのマスク着用
甘いマスクと評される、美男美女たちが揃う役者の世界では、折角の商品にフタをしてしまうのは勿体ないし、何より声がくぐもってしまい何をしゃべってるか聞き取りづらくなるということでしょうか。
聴覚障碍者の方からすれば、口元の動きを追って観ているため、出来るだけマスクを外して喋るシーンは、ニュース番組やバラエティ番組でもよく見かけます。
逆に、マスク美人と呼ばれる、目と髪形だけなら美形に見える人が活躍できる予感もします。
キスシーンはどうするのか
トレンディドラマと言えば、男女の恋愛模様も大事なストーリーの軸ですから、最大の見せ場とも言えるキスシーンを、マスク着用までさせておいてするのか、それとも何か別の方法で表現するのかが気になる所です。
コンプライアンス的には、キスシーンを全く入れないか、二人そろってPCR検査で陰性を確かめ合った上でするかです。
陽性が出ないかどうか判明するまでの間中、手をつなぎながらずっとドキドキしっ放しという、まごついた感じが新しい恋愛のスタイルになるかもしれません。
テレワークで出会いは激減
緊急事態宣言が出される以前と今とでは、PC作業が主体の職種に限って言うと、テレワークが推進されていて、例え営業であってもウェブミーティングにシフトしていくような事態になっています。
オフィスラブ(職場恋愛)や、会社帰りのバーでの出会いや、仕事関係の出会いなんてものはチャンスが激減し、あっても感染を恐れてそこまで深く踏み込んだ付き合いが出来ないかもしれません。
しかし、そこで終わってしまっている方はそこまでです。
人間の営みは変化出来る
トレンディドラマでは、流行の発信もそうですが、今を生きる人間がどう考え、どう行動していくことが正しいのか、間違っているのか、答えが出せないのかを社会に問いかけて行くことが使命だと思います。
新しい出会いが無いからこそ、今までの人間関係をもう一度見直すチャンスだということに気付くべきだ、というストーリーがあってもいいと思います。
それは、家族の絆もそうですし、テレワークが推進されることで地元へUターンし、過去の交友関係が再び始まるということもあるかもしれません。
人間、過去の自分を完全に清算することなんて出来ません。(多分)
過去を捨てるのではなく、過去をもう一度取り戻してもいいはずです。(知らんけど)
その他のトレンディ
- 自粛警察を始めた市民の活動模様をコミカルに描いたドラマ
- GOTOキャンペーンでの巻き返しを図る老舗旅館の奮闘を描いたドラマ
- テレワークで一気に生産性を上げた部下に疑問を持った上司が、社内規定に反してインターネットを使って業務を振り分けている部下に気付いてしまうが目をつぶってしまったことで情報漏洩させてしまうドラマ
- ウェブミーティングの婚活パーティーを、PC画面上だけのやり取りで完結させる意欲作
- 新型コロナウイルスにより変わってしまった医療現場を、リアルな視点で追うヒューマンドラマ
企画してから実行されるまで、様々なプロセスがあると思いますが、コロナが沈静化した後はなかなか今を描くことが出来なくなってしまうので、時間との勝負かと思います。是非、後世に残るトレンディドラマを作って欲しいなと願うばかりです。
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