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回転寿司最大手チェーンで思うこと

我が家はスシローの売上を支えているかもしれません。2021年末に初訪店後、2022年6月頭の時点で来店回数は恐らく30回を超えています。週一回のペースを守り続けています。その理由は、定番メニューはあるものの、毎回変わるラインナップと、人気店なのにスムーズに入れる予約システムにあります。回転寿司チェーン最大手のスシローなので、遠方まで出かけても見かけるので、コンビニエンスストアぐらいの感覚で無計画に吸い込まれるように食べに入ってしまいます。

実は店舗によってメニューが違う

いつも行く近所の店舗ではなく、別に買い物の予定があり帰り道に立ち寄った店舗でタッチパネルを操作していた妻が一言・・・。

「ここ、玉子だけで置いてある!!」

子供がシャリを食べずに上に載せてある玉子だけ食べるので、シャリ代を割り引いて欲しいと言っていたところ、そんなメニューを見つけてしまい、思わず口にした次第ではあるのですが・・・、そのメニューはその店舗でしか見かけることがありませんでした。

唐揚げにしても、もも肉の唐揚げだけじゃなく、骨付きのチューリップと呼ばれるタイプの唐揚げや、油淋鶏や、軟骨の唐揚げなど、一期一会に近い感じでラインナップが変わり、店舗ごとに常連客を少し引き付ける演出をしている節があります。

客層は同じ

あれだけラインナップの変化が楽しい店なのに、お店で見かける他の来店客はみんな同じに見えます。

私の勝手な推論になりますが、スシローの構成客は大半がシステムを知り尽くしたリピーターであるため、そういったことが起こっているのではないかという結論に至りました。

スシローは、アプリで来店予約をするとおよそ何分後に席が空くという情報が入るのと、呼び出しがかかってから何分かでチェックインしないとその予約が消滅してしまうということで、半径数キロの人しか混雑時には行けないというリピーターしか知り得ない暗黙の了解があるので、スマホで予約が取れるという結構低めとはいえITリテラシーが求められることや、ターゲットは幅広いものの、家族連れで何度も来ることが出来る価格帯で、メニューも子供向けにある程度易しく出来ているという面で、行きなれた同じ家族連れが、同じ曜日の同じ時間帯なので毎回顔を合わせているからだという推測が立つわけです。

スシローは守りが堅い

流石に毎週行くと飽きるので、行くたびに食べるものを変えているのですが、不味いメニューがありません。鮮度が重要なので品質管理が難しいと思うのですが、食べて生臭いと思ったことが無く、結局攻めている様で守りに長けた外食企業なのだなとつくづく思いました。

何故なら、競合他社がひしめき合っているからです。

安くて旨いのは当たり前で、その先にラインナップが豊富であることや、人気店なのに仕組みさえ理解していれば余り待たなくても入店できることや、そして不味いと思うメニューが無いという失敗しないことが出来ているか、少しでも機嫌を損ねたら別のお店に行かれてしまうということをよく理解しているんだなと、非常に勉強になります。

スシローという、飼い犬のような名前の店ですが、舐めちゃダメですね。

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