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サンクチュアリ聖域の続編可能性について

先日死ぬほど面白いなと思ってネットフリックスの大相撲ドラマ、サンクチュアリ聖域についてブログを書きましたが、早速全8話を観終わりましたので感想を書かせて頂きます。

ネタバレには細心の注意を払わなければなりませんが、ここではあえて言うならば、「続編」があっても嬉しいしなくても満足出来る綺麗な終わり方であったというのが観終わった直後の感想です。

回収しなかった伏線は山の様にあり、続編を望む声も多いでしょうが、このドラマの続編製作についてはキャスティングを考えるとある程度間をおかずにやらなければ、逆にかなり時間が空いてしまう可能性が高いと思うので、製作される可能性は60%程度と見ています。

それでも無理を押してでもやって欲しいとは思いますが、確実に言えることは1作目から時間が空けばあくほど期待値が上がり、それを割り込んだ瞬間批判にさらされる可能性が高まるという事です。

一定のファン層の中には、自分の中で理想の終着点を掲げる方も多く、思い通りにならなかったら敵意剥きだしで批判するのです。

警察モノのドラマでは、しばしば警察組織の闇にメスを入れることが定番化されて、黒幕が警視総監であるパターンが非常に多いですが、この大相撲に関しても八百長問題、過度の暴力をもってするかわいがり問題、相撲協会内の権力争いなどにフィーチャーするソーシャルドラマなのかなと思わせつつ、実際はそこも乗り越えるほど大相撲の魅力を、ヤンキー上がりの悪役主人公と帰国子女で女性蔑視に絶対的な敵意を抱く女性記者の変化を描くことで、多層的な相撲という神事の魅力を、タイトル通り”聖域”という言葉以外を借りて説明できないほど魅力たっぷりに描いていました。

私、恥ずかしながら最終話のとある儀式シーンは、始まってから10分程度の間涙が止まらずこんなドラマが何シーズンも続いてしまったらどうなるんだと危機感を感じるほどのめり込んでしまいました。

ああ、なんて素晴らしい国技、神事のある国に生まれたんだと思った3日間でした。

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