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量子コンピュータとロータリーエンジンって似てない!?

世界のグーグル先生が(居酒屋チェーン的な響きすらしますが)、量子超越性を証明したと表明しました。スーパーコンピュータで1万年かかる一連の乱数から特定のパターンを検出させる課題を200秒で解いたというニュースですが、意味が分からず混乱を起こした方、大勢いらっしゃると思います。

そもそも量子コンピュータってなんスカ?

従来のコンピュータが「0か1か」など何らかの2値を表すいずれかの状態しか持ち得ない「ビット」で扱うのですが、量子コンピュータは「量子ビット」により、重ね合わせた状態によって情報を扱うのです!!!!!

ますます混迷を極める量子コンピュータ

「量子ビット」が、一つの素子で「1と0」の両方を表すことが出来るので、従来の3ビットが8回かかった処理を、3量子ビットが3回で処理出来るというのが凄いことなのです。

64ビットですと、2^64回かかった処理が64回で済むという解釈なのかはよく分かりませんが、そういうことなのかな!?

これが理論上の計算で、なかなか達成できなかったという話を聞いて、なんとなくロータリーエンジンと似てるなと思いました。

ロータリーエンジンも僕らが子どもの頃は未来のエンジンともてはやされたんですが、色々と問題ばかり見つかってあまり普及しなかったようで・・・。往復運動を回転運動に変換するのではなくて、最初から回転運動させるっていうコンセプトに興奮させるこの感じ、量子コンピュータにも同じ匂いを感じていたのですが、実用化へ一歩踏み出したというのは大きいと思います。

量子コンピュータもロータリーエンジンもまだまだこれから

量子コンピュータは「出来る」ということが分かったので、興味を持って研究に携わる学生が増えるはずですし、投資する企業も増えてくるはずです。そうなると、プレイヤーが増えるわけですから、競争が激しくなり、今よりもっと進んだ答えが見つかるようになるはずです。

ロータリーエンジンも電気自動車の超小型発電機として水素ガスを動力にして動かすなんてコンセプトで再活用されることになりました。

人間が思い描いたことは全て実現できるなんて言葉もありますが、ドラえもんに出てくるどこでもドアは、一旦身体のコピーを取って、ドアをくぐる際に熱線で身体を焼き切り、ドアの向こうに復元するという技術が用いられているそうなので、絶対実現して欲しくないですがね!!(え!そうなの!?)

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