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AIボイスレコーダー「PLAUD NOTE pin」レビュー
■ 購入のきっかけ
昨年から生成AIに注目していましたが、特に恩恵を感じたのが「文字起こし」からの「議事録作成」です。そこで、AIボイスレコーダーというジャンルに注目し、熟考の末に「PLAUD NOTE pin」を購入しました。講演会の文字起こしからの要約や、お客様との打ち合わせなどある程度使ってその使用感とアウトプットの分かりやすさから使えるなという確信を持って、皆さんにレビューをお伝えいたします。
■ 使ってみた感想
まずは、こちらの動画をご覧ください。
👉 PLAUD NOTE pin レビュー動画
公式サイトやガジェット系YouTuber・ブロガーも多くのレビューを公開しています。
私も実際に使ってみて、多くの人と同じく「本当に便利」「議事録作成が不要になる」と感じました。しかし、さらに深掘りしてみると、単なる時短ツールではなく「仕事の次元が変わる」可能性を秘めていると気づきました。
■ AI議事録作成のメリット
議事録作成を行ってきた経験から言うと、従来は単に記録するだけでなく、話者の意図を理解し、要点をまとめる編集能力が不可欠でした。しかし、AIを活用すれば、
- 録音
- 音声編集
- 文字起こし
- 要約
- 清書
この一連の作業を圧倒的なスピードでこなせます。
例えば、1時間の会議を手作業で議事録にする場合、4~7時間ほどかかります。PC上のAIツールを活用すれば2.5~3時間ですが、「PLAUD NOTE pin」を使えば、わずか10~20分で完了します。
方法 | 文字起こし | 要約 | 議事録作成 | 合計時間 |
---|---|---|---|---|
PLAUD NOTE使用 | 数分 | 1~5分 | 5~15分 | 10~20分 |
手作業のみ | 3~5時間 | 30分~1時間 | 30分~1時間 | 4~7時間 |
AIツール活用(PC) | 1.5~2時間 | 30分 | 30分 | 2.5~3時間 |
この比較からも、AIを活用することで飛躍的な時短が可能であることが分かります。
■ AIボイスレコーダーの新たな活用可能性
この技術は、議事録作成だけに留まらず、さまざまな分野に応用できます。
① 飲食店でのオーダー管理
従来のオーダーは、ホールスタッフが伝票に記入するか、端末に入力してキッチンに伝える方法が一般的です。しかし、AIボイスレコーダーを活用すれば、各テーブルに設置したマイクに向かって注文を伝えるだけで、文字起こし・伝票作成・キッチンへの指示が自動化させることが可能だと思います。
現在普及しているQRコード注文は、スマホ操作が苦手な人には不便です。このシステムが導入されれば、客側の負担が減り、店側・客側の双方にメリットがあります。
② 授業のメモ・学習支援
私が今学生なら、黒板の板書をカメラで撮影し、AIボイスレコーダーで講義内容を録音。そのデータを解析し、AIに予想問題を作成させれば、テスト勉強の効率化をしていると思います。
学校側も、単なる板書写しに時間を割くのではなく、DXを推進し、生徒の学習支援にAIを活用すべきです。特に、情報処理が苦手な生徒にとって、ITの力でサポートできることは大きな価値があります。
③ 家庭内の会話の記録
夫婦間の「言った・言わない」論争は、リラックスした状態で不意に伝えられた予定が原因で起こることが多いです。AIボイスレコーダーを活用し、家庭内の重要な会話を記録し、Googleカレンダーと連携させることで、スケジュールの管理ミスを防ぎ、家庭の円満に寄与し少子化対策にも効果を発揮するかもしれません。
④ 接待を伴う飲食店での活用
接待を伴う飲食店では、記憶力の良さが売上に直結します。お客様の些細な発言や好みを記録し、次回の来店時に活用できれば、顧客満足度が向上します。なぜなら、コミュニケーションは記憶によって連続した物語として繋げていくことで、より強固になるからです。AIボイスレコーダーを活用すれば、接客の質を飛躍的に向上させることができるでしょう。
■ まとめ
AIボイスレコーダー「PLAUD NOTE pin」は、単なる文字起こしツールにとどまらず、仕事や日常のさまざまなシーンで活用できる可能性を秘めています。
特に、議事録作成の効率化だけでなく、飲食店・教育・家庭・接客業など、これまで活用が考えられなかった分野への応用が期待されます。
今後、AI技術がさらに発展することで、日常のあらゆる場面で「言葉を記録し、活用する」ことが当たり前になる時代が来るかもしれません。
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