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朝礼はコストが掛かった大切な研修
朝礼が企業にとって非常に重要な情報伝達の場だということを聞いて、数年前から専務の自分が担当させて頂くにあたっては十分練った話を毎朝することをノルマとして自身に課して生活しています。
朝礼の意義について、朝礼コンサルタント業をされている企業が細かく説明されているようですが、自分の解釈でまとめると次の通りだと考えています。
- 全員顔を揃えていることで、体調とやる気が肌感覚で感じ取られる点
- 会社のトップが考える方向性について、一斉に共有することが出来る点
- 仕事始まりに働き出すきっかけづくりが演出出来る点
- 短時間に凝縮された研修が出来る点
- 組織としての一体感を演出出来る点
ひと月で24時間以上の研修を開催
4つ目に挙げた短時間に凝縮された研修が出来る点を、私は最重要視しています。
朝礼に参加する人数は24名です。時間は3~5分間。当社の稼働日数は月平均で20.75日です。
3分×20.75日=62.25分
62.25分×24名=1294分(24.9時間)
つまり毎月1人当たり1時間15分、全員に対してで言えば丸1日分研修を行っているのと変わらないのです。
で、ここがポイントなのですが3分間に凝縮して伝えようとするので内容が充実して、短い時間に集中して聞くことが出来るため頭に残るのです。
コストで考えると・・・
一人当たり計算しやすいので時間当たり2,000円の雇用経費がかかると考えた場合、毎月49,800円のコストを掛けた研修を行っていると考えられます。これについては会社によって増減があるため、一般的な中小企業のデータをベースに算出しています。
毎月49,800円掛けた研修を行っている企業ってどのぐらい中小零細企業にあるでしょう。
そんなことを考えた時、世の中の中小企業の社長さんたちは目の色を変えて毎朝本気で朝礼すると思うんですけど。
そのぐらい、社員を集合させて話をすることは大事だということに計算して気付きました。
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