昔の日記から抜粋シリーズ　ヒッチハイカーの末路

昔書いたmixiの日記より抜粋

笑いの神が降りた人たち

昨日、湊町（なんば）を歩いていると高速の入り口近くに二人のヒッチハイカーが立っていました。なんでヒッチハイカーか分かったかというと、あいのりみたいに段ボールに「京都or名古屋」と書かれたボードを胸のあたりに掲げていたから。

自分ならこんな図々しいやつら乗せないだろうなと思いつつも気になって、誰かに乗せてもらえるのかなと思い暫く遠目から観察していました。

するとしばらくすると二人の前に一台の黒塗りの車が停まり、二人は大きく手を振って乗車拒否していました。

「いや、いーです！いーです！！遠慮させて頂きます！！」

「ん？乗らへんの？名古屋まで行ったるで？」

「全然、全然大丈夫ですから！！」

ヒッチハイカーのずうずうしい二人に天罰が下った瞬間です。

その黒塗りの車、タクシーでした。