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メルカリ⑨~メルペイ~
つい先日、メルカリ運営から個別メッセージが届きました。
アンケート
メルカリ運営とのビデオ通話によるインタビューを受けるとメルペイポイントが5000P貰えるという内容のメッセージ。しかしそれには条件があって、まずアンケートに答えること。そして、アンケートに答えた上で抽選があること。さらに、インタビューの時間は90分あるということ。
5000Pへの道のり第一弾としてのアンケート。どういったものかというと、メルカリで購入する際の決済方法についてでした。
具体的には、購入頻度や、その際の決済方法は銀行口座からの現金チャージなのか、クレジットカードなのか、はたまた売り上げにより得たメルペイポイントなのかといった具合です。
dポイントとの連携をしているかや、メルペイスマート払いを導入しているかなど、質問は徐々にメルカリが推し進める電子マネー決済とキャッシング機能へと進みました。
インタビューは落選
残念ながら期日までに運営から連絡が入ることはありませんでした。ほとんどの日付でビデオ通話OKの返答をしたのですが、あいにく面談したいターゲット像と私は重なっていなかったようです。
Twitterでメルカリのインタビューを検索したところ、何件か同じように打診はあったものの実際にインタビューを受けたという情報は出ていませんでした。
中には、冒頭のアンケートをするための釣りだったんじゃないかという疑惑の目をメルカリへ向ける方もいらっしゃいました。
メルペイスマートを考える
メルペイスマートとは、調べると下記のように出てきます。
https://www.merpay.com/howto/2020/07/2-5.html#:~:text=%E3%83%A1%E3%83%AB%E3%83%9A%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%88%E6%89%95%E3%81%84%E3%81%AF,%E4%BD%BF%E3%81%86%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%8C%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82
メルペイスマート払いは、チャージ不要で、使った分だけを、翌月にまとめて支払うことができるサービスです。メルカリのお買い物はもちろん、街のお店でも使うことができます。
※18歳未満の方はご利用いただけません。
※ご利用にあたっては本人確認が必要です。まだの方はお支払い用銀行口座のご登録、もしくはアプリでかんたん本人確認をお願いします。
メルペイというお財布の中に、ポイントという仮想通貨を入れておくか、メルペイスマートというクレジットカードを入れておくかという違いになります。基本的に、ポイント残高が十分にある人や、そもそも買い物はクレジットカードでするよという人は不要だと思います。
メルカリは、体験を先に手に入れて欲しいという理念がこのメルペイスマート払いにあるようで、欲しいものをメルペイスマート払いで先に購入し、翌月の引き落とし時までに不用品を売って残高不足を補うという買って売るサイクルを提唱しています。
平たく言えば借金をすることに変わりはありませんし、支払いが滞れば延滞利息が法定金利内でつくわけですから、メルカリが展開する経済圏内で自身の信用を使った新たなマネーが増えたと解釈すればいいわけです。
もしかして質屋さん?
金融業の観点から言えば、少なからず使い過ぎて自滅する利用者が出てくるのも織り込み済みだと思いますが、どうやってそのリスクを管理していくのかが気になります。
なんでも、それまでのメルカリでの取引実績や購入品から与信を判断しているらしいのです。
メルペイで購入したものをリスト表示して、メルカリで売ればこのぐらいの金額のものをあなたは持っていますと提案してくる機能があるそうです。お金が足りなくなったらあるものを売れという、質屋の機能も持ち合わせた金融業であるともいえます。
何人が消費者から商人になるか
例えば転売ヤーと呼ばれる人が、メルカリを利用して転売によって利ザヤを稼いで生活しているとします。
その人はある時、売れ筋で品薄になりそうなものを見つけて手に入れる才能が自分にあると気づき、こんなことを思うはずです。
「今のやり方じゃ、儲けは出ても規模を拡大していけない。規模を拡大していくには元手が必要だけど、時間がかかり過ぎる。どこかから借金して勝負に出ようか。」
商社が規模を拡大するとき躓くのが、売り上げを伸ばそうとすると運転資金が足りなくなるパターンと同じです。
私はここに目を付けたんだなと思いました。
結局、メルペイスマート払いを利用して、仕入れ代金を工面しておいて、後から転売することで補填していくケースを想定したサービス何だろうなと。その間もずっと売買手数料の10%はメルカリへ流れていきますから。
自分の理念を持とう
私は基本的に、不用品を捨てるのではなくメルカリで売ることでお金とスペースを手に入れることを理念としています。
これは人それぞれで、ここで大金稼いでやるんだと意気込むのもいいでしょうし、そこに勝負を賭けるのもいいかもしれません。
ただ、なんでも続けられないと意味が無いので、サービスは上手に使いたいものだなと思いました。
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