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フォーはフォー麺に改名しよう

エスニックフード、特に東南アジアの料理が結構好きで、もっと普及すべきだと思っているんですが、いまだに市民権を得られていないと感じます。繁華街でもそれっぽい店がありますが、完全に「イロモノ」扱いなので、ちょっとカジュアルな飲み会でしか行くことがありません。

タイ料理のイマイチ伸びない理由

例えば、タイ料理のトムヤムクンですが、それ以外の料理名を言えるでしょうか。カオマンガイ、パッタイ、ガパオ、グリーンカレー、レッドカレーなどそれなりに聞けば食べたことがあるなと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、その程度です。字面から全く料理のイメージが浮かんできません。

タイ風海老スープ、タイ風鳥の炊き込みご飯、タイ風焼きそば、タイ風ハーブご飯、タイ風カレー(緑)(赤)みたいにした方がいいと思うんです。私の経験上、向こうのスパイス度合いで出したら日本人は失神してしまうほど辛いので、どうせ日本人に調節されたタイ風料理になりますから。

韓国料理は先見の明あり?

日本の中で中華料理店と同じぐらい多いのが韓国料理店です。

え?と思う方もいらっしゃると思いますが、焼肉店がそれに該当すると思います。焼肉店のメニューはほとんど韓国語(ハングル)のカタカナ表記になっています。カルビとかナムルとかピビンパとかテッチャンとか。

その派生で、焼肉じゃない韓国料理店が増えてきても馴染みのあるメニューに対して、抵抗感なく店を選びメニューを選んで注文出来ているのだと思います。

要するに、入り口はちゃんと日本語の看板を掲げて、メニューも日本語として定着している言葉は敢えて曲げずにそのまま使って、日本にないメニューだけ韓国語で表現したら受け入れられて、こりゃあ旨いとなるわけです。

エスニックフードに必要な調整能力

人気はあっても思ったほど広がりを見せないエスニックフードに欠けているのは、焼肉店の韓国料理や、中華料理(日本人風にアレンジされた中国料理)のように、その文化に適応させる調整能力に他ならないと考えられます。

逆に、日本が海外で受け入れられるためには、寿司ロールとか日本には全くない食べ物であっても求められたら開発していかなければならないのです。自動車でも建設機械でもその土地のレギュレーションに合わせた改造を行っていくのが基本です。

次に来るだろうベトナムブーム

今大阪で一番増えている外国人はベトナムの方々です。技能実習生として製造業を中心に物凄い勢いで人口が増えています。

日本で有名な料理は、フォーと生春巻きぐらいで、空心菜の炒め物とか青パパイヤのサラダぐらい知ってたらまあまあ食べたことあるなという印象ですが、需要がある以上ベトナム料理の店はどんどん増えていくと思います。そして、同郷のベトナム人相手から一皮むけた日本人向けの飲食店へ化けるために欠かせないアレンジメントをどうするか、今がその時期だと思います。

私からの提案ですが、一番有名な「フォー」を誰が見ても米粉の麺、最低でも麺類だと認識できるような名前に改造すれば売れると思います。

フォー麺

そうです。ラーメンっぽくて、for menと何となく男性向けに聞こえますが言いやすいし、こっちの方が売れる気がしませんか?

数か月後、大阪にフォー麺屋が並ぶことを期待してブログを終わらせたいと思います。

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