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ドラゴンボールZ 復活の「F」(完全ネタバレ)

結構昔のアニメ映画なんですが、Amazonプライムで視聴しました。

フリーザが復活して、修行して、金色に発光しているのを、コテンパンにやっつけるお話でした。そして、裏でマキシマムザホルモンが華麗に復活のfを演奏するという内容と音楽がアンバランスなのが印象的でした。

ドラゴンボールというマンガは、①ピッコロ大魔王②フリーザ③セル④魔人ブウ、という順番にボスが出てきてそのたびに主人公の孫悟空がレベルアップしていき、倒していくストーリーとその世界観が受けて、我々世代だけでなく今の子どもの世代でも海外でも人気で、90年代に連載していたとは思えないぐらい人気が続いている御長寿作品です。

読者それぞれに感動するポイントがあって然るべきだと思いますが、③フリーザの個性が群を抜いて強く、この復活劇についてもファンは待望というか、かなりウェルカムな状態だったと思います。その分私はかなりガッカリさせられました。

ドラゴンボールに無くてはならない要素

ドラゴンボールは、主人公孫悟空のレベルアップにより困難に打ち勝つストーリーなんです。今回足りなかったのは「絶望感」であったと私は感じました。

今回のフリーザは、一度死んだはずなのにドラゴンボールの力を使って復活し、才能だけで強かった自分の驕りを反省し、4カ月間修行することで強くなった、という設定なのですが、如何せんフリーザを倒した後、セル、魔人ブウ、破壊神ビルスという強敵と闘い、超スーパーサイヤ人(2)、スーパーサイヤ人3(ロン毛・眉毛ナシ)、スーパーサイヤ人ゴッド、と3段階も強くなってしまった孫悟空を見てしまっているので、もはやスーパーサイヤ人の時点で簡単に倒せた相手が、いくら進化しようとも負けるわけないという空気感を、視聴している私も当然感じてしまい、全く絶望感を持てませんでした。

実際の所、スーパーサイヤ人ゴッドより強い設定で描かれているのですが、弱点が「スタミナ不足」という物凄い微妙な消耗戦の末、自爆テロ(地球規模)を起こされる不測の事態があったものの、闘い自体は余裕の勝利。(観てない人ネタバレごめんなさい)

なんか違うんだよね。

もう一回クリリンが消されて、キレて、スーパーサイヤ人ゼウスとか、スーパーサイヤ人天照大御神とか、そういうもう一段階の進化が見たかった。もう一回「クリリンのことかーーーー!!」が見たかった。

そんなことを思わせる映画でした。

良い子にはおススメだよ☆

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