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Clubhouse もうブームは終わった?

ある若手女性タレントさんがサンデージャポンに生出演し、Clubhouseについて「もう飽きられつつある」とコメントしたとスポーツ新聞の記事に書かれていました。1月にローンチされ瞬く間に話題となり、2月半ばでもう飽きられたという訳ですが、最初から万人受けするSNSアプリではないなと思っていたのですが、他の知人に意見を聞いた感じでは「意識高い系界隈で流行っていて、入る余地がない」とも言われていました。

意識高い系SNS

意識高い系というワードは、隠喩で「大したことない奴が虚勢を張ってる」という意味だと私は解釈していますが、ずっとroomを開いているタレントと、確かに怪しい人たちの人脈構築roomととかを覗いて聞いてみる限りはそうなんですが、本当に意識が高い人達がいるのも事実で、その人たちと繋がれていないのではないかというのが私の考えです。自分の身分を隠して人の悪口を書き込んだり、それを読んで留飲を下げることはストレス社会においてとっても重要なことだと思いますが、少し人のためになることを呟こうものなら過去の発言や行動を徹底的に調べ上げられ、何かミスでもあればそのことを引き合いに出して、その意識の高い発言を糾弾されることについては、Clubhouse内では起こりにくいので、「意識高い系room」が出来やすいのではないかとも思います。

最高の勉強ツール

私はここ2週間ほどアプリを入れてから毎晩夕食から寝るまで、片耳にイヤホンを差し込んで、子守りや皿洗いやゲームをしながらClubhouseで気になるroomがあればそのセッションを聞いています。

私が聞いているカテゴリは「後継ぎ」や「会社経営」という内容が主です。最近知ったのですが、「ピッチ」と呼ばれる少人数対象の短い時間での新規ビジネスアイディアのプレゼンテーションがこういったroomでは無料でオープンに繰り広げられているのです。

属性が「後継ぎ」だけなので、業種がバラバラなので、多方面の知識が短い時間で吸収できるのが私にとって魅力です。リアルでの勉強会、アルコールを入れながらの懇親会があって深いところまで話を聞ける、これまでの経営者の二世交流会などとは少し形態が異なりますが、昨夜は北海道の建設業や、岡山の縫製業の方が勉強になる話をしていて、それに耳を傾けて何もしゃべらないでいい気楽さがあり、このブームが静かなまま長い期間続いて欲しいなと切に願いました。

ビジネスに使える

私ももう少しだけ聞くのを専門にアプリ利用したのちに、メッキ相談のroomを開設してみたいなと思います。

私が企業で設計担当者の立場でものを考えた時に、商談になるかならないか分からないけれども、ネットで検索しても出てこないような内容について、専門家へざっくばらんに質問出来るとしたら利用したいなと思うからです。

今は自宅で夜に家族がいる前で、そういった通話を伴った活動は出来ませんが、昼間に時間を区切ってイヤホンマイクをつけながら会社の事務所で出来る日も近いなと思います。

気になるセキュリティ

中国のagora社がサーバーを管理していて、そこで誰と誰が会話しているか、どんな内容が会話されているかが中国政府に把握されている(米国もあるかな)という報道がありました。中国の場合、禁止される直前まで新疆ウイグル自治区の話題など、逮捕につながりかねない内容が非公開前提で繰り広げられていたため、問題視されているわけですが、結局聞いた人がアナログで音源を録音することも可能で、どこまで行っても無責任な言いたい放題は出来ないんだなということが改めて確認できました。

これからも意識の高いroomが幅を利かせて、有意義なコンテンツを無料で聞けるチャンスを残していってほしいなと思いました。

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