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神戸アンパンマンこどもミュージアム&モール
3歳と1歳の子どもを連れて遊びに行った感想です。
神戸ハーバーランドumie直結で便利
アンパンマンというキラーコンテンツの助けを借りて親子連れに大人気スポットとなった神戸ハーバーランドは、umieの巨大な駐車場や周りの施設に駐車場は山ほどスペースがあって子ども連れで自家用車を利用していくのにとっても便利です。大雨でも殆ど濡れずに中へ入れました。
umieで買い物をすると駐車場が2時間無料になるのですが、30分200円と良心的な駐車料金で停められるので、長時間滞在でも財布が痛いということはありませんでした。逆に2時間以内で子どもを連れて遊ばせると時間的に苦しいと思います。
アンパンマンこどもミュージアムまでの道のりが商魂たくましい限り
アンパンマンこどもミュージアムの建屋に入ると、お出迎えされるのがアンパンマングッズに特化したショッピングモールです。おもちゃだけでなく、ドキンちゃんのお洒落専門店や、写真館なんかもあります。写真館を記念に利用しましたが、カメラマンのお姉さんがプロ中のプロで、僅か数ショットで子ども二人が完璧な笑顔の写真を撮影してくれました。某写真スタジオに行った時は、泣き叫ぶ子どもをあやしながら合計1時間かけてじっくり撮影してくれたのですが、親の体力がもたないなと感じていたので写真館には抵抗があったのですが、とても楽でした。
フードコートも不二家なんかとコラボした店もあり、味やメニューもしっかりしつつ、アンパンマン色も強い感じでここだけで子どもを嫌がらせることなく食事までさせられる仕掛けが作られていました。
子どもが喜び、親の財布のひもが緩くなる、非常に高度な仕掛けでした。天晴。
中に入ると意外と狭い
正確には分かりませんが、体感で20~30メートル四方でドーナッツ状のフロアに、展示品が何か所かあって、工作室、滑り台、劇場、グッズショップがありました。バイキンマンフロアはコロナの影響か、閉鎖されていました。
大人からすると、意外と狭く感じたのですが、一つ一つじっくり観察して遊ぶ1歳児は帰りたがらず1時間半中で滞在して遊びました。
コロナ対策は万全
チケットは3日前からの完全予約制と時間割り制で、入場時間の制限がかなりしっかりと為されていました。人気は朝一10時回ですが直ぐにいっぱいになり、昼一の回を予約申し込みしました。
劇場については席の間隔をかなり開けて、濃厚接触にならないように10分程度で終わるように配慮されていて、早くから並んで席を確保しないと入れない程混まないように入場者制限もされていたので、かなりゆったり鑑賞することが出来ました。
至る所にアルコールが常備されていましたし、館内で大人はマスク着用が義務付けられているため、ストレスなく鑑賞できました。
隠しアンパンマンが凄い
実は館内の至る所に隠しアンパンマンが存在し、それを見つけるのも楽しみの一つだそうです。
ネタバレになりますが、点字ブロックが一つだけアンパンマンになっていました。行ったら是非さがしてみてください。
点字ブロックという盲点への隠しアンパンマンセッティングには脱帽です。我が家の1歳児が執念で見つけていましたが・・・。
香美市立やなせたかし記念館アンパンマンミュージアムとの比較
2年ほど前、高知県香美市にあるやなせたかし記念館にも行ったのですが、私も女房もあっちの方が好きだという意見で一致しました。アンパンマンの話になると、毎回また高知へ行きたいという話になる程です。
グッズショップなどはそれほど充実しておらず、やなせたかしさんに特化していることもあり、神戸と比べてお金を消費するコンテンツ不足は否めないと思います。
館内は敷地が広いこともあり見学するだけでも約1時間は余裕で必要です。そして、大人として面白かったのがスタンプラリーで、本当に難易度が高いのでかなりギリギリの状況で見つけられてラッキーだったぐらいのものもありました。
特に印象的だったのは、客数がそこまで多くないのでアンパンマンに子どもが群がっておらず、向こうから一緒に写真を撮ろうよとジェスチャーで訴えかけてきてくれるグリーティングタイムがあったことです。
1歳だった子どもは、そこまでアンパンマンに興味がなくビデオで観たりしていなかったため、かなり嫌がって逃げてました。
30年前より盛況なアンパンマン市場のカラクリ
自分が子どもの頃見ていたアンパンマンと今のアンパンマンの大きな違いは、はっきり言ってしまうとカレーパンマンの存在感が薄れてしまったことです。
昔のカレーパンマンと言えば口からルウを噴き出してバイキンマンを退治するシーンが思い出されますが、今はコンプライアンス的な問題なのか、カレーパンチという聞いたこともない技を繰り出したり、みんなに屋台でカレーを振舞っておしまいです。もうそろそろ揚げパンマンとかに名前変えられてしまうかもしれませんね。
一方で30年前いなかった女の子っぽいキャラクターが増えたことにより、自分の娘も含めた女の子にも人気の、ジェンダーレスなアニメへと生まれ変わったことが今の地位を不動のものとした仕掛けだったのではないでしょうか。
何はともあれ、アンパンマンは30年後もコンテンツとして残るに違いありません。
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