社内カイゼン発表会 受賞者インタビュー(2022年1月)
参加者:村田、野村
日時:2022年1月24日
村田社員は社歴としては2021年7月5日に入社したばかりで浅いものの、カイゼン活動において社員同士で行われる“いいね投票”で圧倒的な実力を見せつけての優勝となりました。社内カイゼン活動に長く携わって来ている私が感じる村田社員の優れた点として、次の3つが挙げられます。1つ目が、無理なく続けられている点。2つ目が、知識ではなく工夫で為されている点。3つ目が、満足しない点です。これらについてそれぞれインタビューさせて頂きたいと思います。
カイゼン活動の理想的な形は、仕事の中の困りごとを見つけたときにすぐさま解決方法を考え出し、実行することです。日常業務やプライベートに手を取られて中々意識しないと取り組めないものですが、どうやって無理なく続けて行こうとされていたのでしょうか?
入社させて頂いて仕事内容(医療機器の検査)が初めて見るものばかりだったので、全てが新鮮でした。ですから、やること聞くことに対して「これってどうなの?」と疑問を素直に持てたと思います。家事でも仕事でも慣れてくるとそのやり方が当たり前と思ってしまいますが、入社して間もない私だったからこそ、素人目線で今回のカイゼン活動に繋がったと思います。
ある程度別の職場などで経験があって、横展開しているのかなと思ったのですが、そうではなくて根本的に職場の問題と向き合ってそれに対して工夫されている印象を持ちました。何か考え方のコツなどあれば教えてください。
外で働けない期間は内職をしていました。単価の安い仕事なので、より早くより正確に数を上げたいという考え方が身に着いたように思います。
一人でやっていた内職とは違って、自分一人が良ければいいという感覚ではなく、同僚の皆さんが使いやすく、分かりやすく、作業しやすくなればいいなと思って取り組んでいます。コツと言えるかは分かりませんが、基本的に私は面倒くさがりなので、どうすれば簡単でラクに作業が出来ないかと考えるようにしていると答えさせて頂きます。
何点か、自身のカイゼンをさらに改善したものがありました。現状に満足していないととらえたのですが、何か漠然とこうなりたいという理想の姿はありますか?カイゼン意識の高さの秘密につながっているのではと思い聞かせて頂きたいです。
理想の姿と言える具体的なものは無いです。ただ、他の社員さんのカイゼン事例を見て刺激を受けています。すごく考えられていて、自分で使わせてもらうと便利で助かっているものが沢山あります。
自分の出すカイゼンについて、正直「こんなしょうもないもの出して良いのかな・・・」と不安に思う時も多いのですが、チームの社員さんのおかげで相談しやすい雰囲気が作られていて、手助けもしてもらえるのでそういった不安も無くなり、次から次へと挑戦していける気持ちにさせられています。
最後に、今回沢山の”いいね投票“をしていただいた同僚の方々と、社長賞に選んでいただけたことに感謝します。ありがとうございました。
ゲンバ男子