社内カイゼン活動発表会 受賞者インタビュー(2021年8月)

参加者:清水、野村 2021年8月23日

野村

清水社員は、医療機器など精密部品の検査工程を担当するパート社員で2019年に入社し現在に至ります。ムードメーカー的な存在で、笑顔を絶やさない印象の彼女ですが、アイディアにも優れ今回カイゼン事例発表会における社員同士の相互投票で見事に接戦を制し、1位に輝きました。今回のインタビューでは、カイゼン活動に対するモチベーションと、アイディアの出処について伺っていきたいと思います。

カイゼン活動を始めた当初から実力の片鱗を見せていたと思いますが、何か工作や工夫することを得意とされていますか?具体的に教えてもらってもいいですか?

清水

実は初めて皆さんのカイゼン活動を拝見した時、ハードルも高くどうしたらいいのか分からずどちらかと言うと苦手でした。「悩んでいるときに困った事を探せばいい。」とアドバイス頂き、そこから視点が一気に変わったと思います。
 実は趣味でハンドメイドをしていて、手芸とモノづくり現場のカイゼンには共通点があるのだと思います。靴下でソックモンキーというぬいぐるみを作っていますが、靴下は履くものだという固定概念を捨てるという考え方も活かされているのかもしれません。

ソックモンキーですか。どんなものか見せて頂いてもいいですか?

清水

どうぞ。

ありがとうございます。可愛いですね。話は戻りますが、カイゼン事例の件数も質もどちらも高いと思いますが、そのモチベーション(やる気)はどの様にして保たれているのでしょうか?

清水

パソコンは苦手なのでLINEで簡単に送れるシステムにしてくれたことも大きかったと思います。過去の資料や本も参考にしています。何か思いついたらとりあえず直ぐメモを取ります。件数にこだわりは無いのですが、仕事をしながら困った事を探して、「ではどうしたらいい?」を繰り返し考え続けていたらいつの間にかこんな件数(3ヶ月で14件)になってしまいました(笑)
 アイディアを話しやすい環境にある事にも感謝しています。1人で考えていると行き詰まりますが、口に出して話しているうちに自分とは違う着眼点が見えてきて、小さな点から発想が大きく広がり良いアイディアが生まれるのだと思います。私一人の力ではこのような結果は出せなかったと思っています。

前回1位になった森田社員も同じ職場ですね。カイゼンに対して前向きなチームで、良いライバル関係が築けていると思います。次回12月末は連覇が掛かるシーズンになりますが、今後への意気込みを聞かせてください。

清水

カイゼン活動をすることは、単に仕事だけではなくあらゆる物事の問題点の見え方や捉え方も広がり、自分を豊かにしてくれるものだと思います。今回、たまたま1位に選んで頂いただけだと思いますので、連覇ということは意識していませんが、同じ気持ちで続けて行ければと思います。

野村

ありがとうございます。清水社員のカイゼンは、100均で売っているアイディア商品の様なものが多く、身の回りにあるものに少し工夫して使いやすくするワザに感心させられました。その秘密は、特技の手芸にあったということですが、決して型にはまらない手段方法を試行錯誤する姿から、社内でも刺激を受ける人が多いと思います。今後も新しいアイディアが出てくることをワクワクしながら待ちたいと思います。

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