社内カイゼン活動発表会 受賞インタビュー

参加者:森田、野村
2021年5月10日

野村

森田社員は、2016年3月に入社しパートタイム社員として勤務してきましたが、2021年3月より契約社員としてフルタイム勤務になりました。そんな彼女は、年3回行われる社内のカイゼン活動発表会において、優秀な成績を修められたので、インタビュー記事としてホームページに掲載させていただきたいと思います。
優秀な成績というのは、各社員が提出するカイゼン事例に相互投票(弊社ではいいね投票)を行い、個別の事例としての獲得票数で1位、提出した全てのカイゼン事例(前37件)の総獲得票数で1位に選ばれ、工場長賞にも選ばれるという各賞総なめとなったことに由来します。
それではさっそく聞かせて頂きたいと思います。

カイゼン活動に誰よりも真摯に向き合っていると感じていますが、なぜそこまで頑張れたんでしょうか??

森田

アルファメックに入社して、カイゼン活動について説明を受け、日々の仕事の中でも実践している周りの社員を見てきたので重要性は認識しつつも、なかなか着手することが出来ず、女性サークルの個人目標として「年間のカイゼン提案10件」を目指していたものの達成もままなりませんでした。理由は、社内ルールで改善事例は必ずExcelでビフォーアフターの写真に説明文をつけたものを作成しなければならず、PC操作に不慣れなこともあり及び腰になっていました。
このことを上長に相談したところ、それならばと専務から、提出方法をとってもシンプルなLINEで写真を送って説明すればExcelでの作成を代行してくれるようにルール変更してもらえて、そこからアイディアが浮かぶたびにすぐさま提出して、段々慣れてコツを掴み始め、気づけば1月から4月末で37件も出せていました。
何よりも、仕事自体が自分のカイゼンで楽になり、毎日何か出来ることが無いかと考えて仕事をするのが楽しくて仕方なかったので、苦でもなく充実しているので今はカイゼン活動に夢中です。

他のアルファメック社員が一番聞きたいと思うのですが、どうしてそこまで沢山のカイゼン事例を作り、その質も保つことが出来たのでしょうか?ぜひ教えてください。

森田

今回はチャンスに恵まれたのだと思います。ただ、そのチャンスをものに出来たのは、先ほど申し上げたカイゼン活動のハードルが物凄く下がってやり易くなったことと、周りの方々が協力してくださったことが大きいと思います。
会社の指示で、別の社員から硬質クロムメッキの検査にかかわる仕事を引き継ぎました。ちょうど勤務時間が2時間長くなり、新たに仕事を増やすタイミングだったのですが、慣れない仕事をどうやったら素早く簡単に進められるかを考えて改善に着手していきました。
今回1位を頂戴したカイゼン案件が、実は工程をすっ飛ばしてしまう大失敗から生まれたもので、通常ご法度とされる工程ミスをどうやって挽回できるか上長を含め、周りの方々にご迷惑を掛けながら品質に問題ないか確認して行ったところ、研磨工程が1つムダだったことが分かり、それに付随する洗浄工程が2回削除され、研磨工賃が削減され、納期も短縮出来たという瓢箪から駒が出たようなものでした。
根本的なところでは、カイゼン活動に対する考え方やアンテナの立て方を他の社員から学ぶ機会があって、その土台があったから、今回爆発出来た(沢山カイゼンが出せた)のだと思います。

アルファメックのこと、ズバリどう思っていますか?今後どんな風に一緒に成長して行って頂けますか?

森田

ズバリ!!従業員のやりがいを引き出してくれる会社です!
正社員、パート、派遣に関係なく、公平に評価するカイゼン提案システムは、とてもやりがいのある制度だと思います。それに、他の部署の方がどんな仕事をしていて、何に困っていて、どんな工夫で乗り越えたのかが、カイゼン事例を通して知ることができるのでとても勉強になっています。本来は、のび太君とちびまる子ちゃんを足して二で割った性格のおっちょこちょいの私ですが、カイゼン活動を通して仕事に対する考え方や向き合い方が変わってきました。
今後は、正確で迅速で緻密な仕事が出来る自分を目指して頑張ろうと思います。

野村

熱いメッセージ、ありがとうございました。これまで思い描いていた活発化されたカイゼン活動が具現化し、昨年215件だったカイゼン件数が今年1月から4月だけで264件提出され、その原動力となった森田社員のカイゼン事例は、「これでもか!」と立て続けに提出され、質もそれに応じて上がっていくという理想形でした。他の社員、それもカイゼン活動を持ちかけた私も含めて大変勉強になりました。
カイゼン活動は、読んで字のごとく改めて善くしていく活動なので、何かを変えると別の何かが生まれるという連鎖反応があって、それが面白いと思います。この森田社員の頑張りに、連鎖反応してくれる別の方の登場を心待ちにして今回のインタビューを終えたいと思います。ありがとうございました。

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