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AI生活家電の未来予想図

 発表されたハードウェア

先日AmazonからIoT関連の新ハードがたくさん発表されました。そこまで真新しさがありませんが、他のAIサービスよりユーザの囲い込みが上手く行っていて、コラボ商品として安価に発売出来ていることからも、IoT製品が世の中に浸透するのに大きく貢献しそうですね。

IoT製品と言えば、インターネットに電化製品が繋がり、機器が掴んだ情報をクラウドで分析して自動操作に反映したり、状況をフィードバックしたりと、ドラえもんに出てきそうな道具が一つずつ世の中で産声を上げそうな、そんな気配がする技術革新です。ここに5G規格の通信網が整えば、大阪万博の頃思い描いていた近未来が現実のものになるかもしれません。

とは言え、具体的なアイディアが無いといけないと思うので、私が思いつく限りでこれから出てきて欲しいIoT製品を書き連ねて行きたいと思います。

対話型道案内スピーカー

視覚障碍者の方からすると、ナビゲーションアプリを使用するのに戸惑いがあると思います。高齢者向けにスマートフォンを紹介する場面で、「あべのハルカスへ行きたい」と話しかけるだけで道案内が始まるみたいな、音声だけで十分使える様なイメージを抱かせるシーンを見たことがあると思います。しかし、実際ちょっとマイナーな施設や、住所だけの検索となると、意外としっかり認識しないことが多くて、画面を見ながら何回か入力して、結局間違いが多いので手動で入力することになります。

これが視覚障碍者の方たちからすれば、確認がしにくい上に、キーボード入力が出来ないという問題があり、ほとんど使われてないんじゃないかと思います。

もしAIによる対話型の処理が出来れば、精度を上げる確認をスマートフォンの側から行うことが出来るので、使用出来るレベルに近づけるのではないかと思います。

人「アビコ駅に行きたい」

AI「お探しのアビコ駅は千葉県ですか?」

人「違う。大阪の方。」

AI「お調べします。」

みたいな感じです。また、道案内に関しても、対話型であれば細かい部分まで伝えることが出来ると思います。

人「あれ?もう到着したと思うけど店が見当たらないよ。」

AI「進行方向右手に見えているローソンから左に3軒となりのビルにあります。」

人「えーっと、あー本当だ。あったあった。ありがとう。」

AI「お役に立てて光栄です。案内を終了いたします。」

みたいな感じが希望です!これ、別に視覚障碍者の方じゃなくても歩きスマホ解消になるし使いやすいのではないでしょうか。

キャッチャーミットにカメラとジャイロセンサー

キャッチャーミットにカメラとジャイロセンサーを組み込んで、AIに分析させるとどうでしょうか。例えばバッターボックスに170センチの人を立たせて記憶させ、その人のストライクゾーンを認識させつつ、ボールの軌道、球速、球種などを判別し都度近くのモニターに出したり、後でまとめてデータとして分析出来たりすると、物凄い密度の濃い練習が出来ると思いませんか?

布団に温感センサーと電熱ヒーター

これは既にあるかもしれませんが、快適な睡眠を追求するため人の体温をモニタリングして、温度調整をし続ける布団があれば質の高い睡眠がAI技術で確立出来ますよね。人は入眠時、一旦体温が下がると眠くなり、その後はレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返すので、その中で体温の上昇下降が起こらない様に調整出来れば、ずっと快適な環境で眠れますよね。睡眠のスコアも分析することが出来るので、体の不調も見逃さずに対策が打てますよね。

スマートミラー

私は男であり、なおかつビジュアル系バンド活動をしているわけでもないので化粧する機会はありません。化粧も求めるクオリティによるでしょうが、慣れた人がやる方が早いし上手く出来ると思います。下地から始まり、アイシャドウ、アイライン、まつ毛に至るまでやらなければならないこと、手順の複雑さから、どうしても時間がかかってしまい、諦めてる人も多いのではないでしょうか。

スマートミラーは、鏡に映った自身の顔に、化粧後のイメージをレイヤー表示し、好きな仕上がりを選びます。そして、後は指示に従って表示された箇所にメイクしていくだけで、思い通りの仕上がりに持っていくことが出来ます。それも迷うことなく最短ルートで出来るから、家族を玄関口で待たせ続けることも無くなるはず。余計な美容院代もカットできます。

足りなくなりそうな化粧品は、Alexaから直ぐに注文可能。どうでしょう、この連携具合。

スマートミラーは結構実現可能性が高く、売れそうな気がするので未来が楽しみです。

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