竹内 義治|生産管理・営業窓口
1994年入社。
アルバイトから正社員に抜擢され、いまでは医療部品の顧客対応、生産管理、検査員の育成、後輩の相談役まで担う“会社の要”のひとり。
「こけてもタダでは起きやがらない」という前向きな気質と、問題を必ず改善につなげる継続力が彼の真骨頂です。
現在の担当業務
医療部品の対顧客窓口を中心に、生産管理、外観検査、研磨、サンドブラスト、マニュアル作成、動画制作、カイゼン活動、そして教育指導まで幅広く担当。
部署を跨いで“現場の品質を底上げする人材”として欠かせない存在です。
アルファメックで残した最大の功績
竹内が担当する医療機器メーカーには約200社の協力企業がいます。
その中でアルファメックが「品質No.1」に選ばれ、顧客の本社に招かれて表彰された――この快挙の中心にいたのが彼でした。
就任当初、医療部品の品質は決して安定しておらず、年間40件以上の不良流出がありました。
竹内は、原因を一つずつ丁寧に洗い出し、現場を巻き込みながら改善を積み重ね、組織的に再発防止の仕組みを構築。
その結果、流出件数はほぼゼロの状態にまで低減。顧客側では納期の大幅短縮が可能になり、その成果が認められて受賞につながりました。
この取り組みは、竹内個人の功績というよりも「会社を良くしたい」という思いで周囲を巻き込み続けたチームビルディングの成果でもあります。
アルファメックの品質文化を根本から変えた、歴史に残る仕事と言えます。
仕事中に心がけていること
失敗を恐れず、必ず改善して前に進むこと。
どれだけ忙しくても初心を忘れず、新しい挑戦を続ける姿勢は入社から30年以上変わりません。
チーム全体で成果を出すため、部署メンバーの資料作成時間を捻出するために自ら仕事を切り詰めるなど、見えない努力も惜しまないタイプです。
達成感を感じる瞬間
部署全員がカイゼン事例を提出し、チームとして目標を達成できたとき。
「ある意味、仕事より達成感があるかもしれません(笑)」と語るほど、仲間の成長を誰よりも喜ぶ人です。
失敗から学んだこと
約20年前、クレーム対応で社長と顧客の元へ呼ばれた際、社長が10人の担当者に囲まれ厳しい叱責を受ける場面を目の当たりにしました。
しかし社長はその後も沈まず、すぐに改善指示を出し始めた――その姿勢に衝撃を受け、「自分もクレームを出さない・対応できる人間にならなければ」と強く誓ったそうです。
今の竹内のプロ意識は、この経験が大きな土台になっています。
自分を一言で言うと?
後輩にだけ優しすぎる兄貴分。
趣味・好きなこと
月1の夫婦キャンプが最大の癒し。
新しいギアを揃える楽しみと、自然の中でリセットする時間を大切にしています。
出掛けた動画をインスタやYouTubeにアップし、自分の“生涯アルバム”を作るのも密かな趣味。
アルファメックの自慢できるところ
社員それぞれに責任を持たせ、各自のやり方で自由に仕事を進められる環境があること。
信頼と裁量が共存するのがアルファメックの良さです。
未来の後輩へのメッセージ
まずはやってみる。ダメなら改善すればいい。
そんなチャレンジ精神が自然と身につく会社です。困ったら、僕でよければ相談に乗ります。
会社への意見・提案
仕事が暇でも自ら動かない社員の存在に課題を感じています。
メンバーの動きを把握して適切に振り分ける役割が必要ではないかと思います。
まずは女性グループでローテーションのモデルを作り、それを男性にも広げていく形が良いのではと考えています。

























