杉野 眞理子

杉野は、検査工程を中心にタコ掛け（ラッキング）や外観検査を担当しています。 素材キズ、めっきの色ムラ、汚れ、ヘコミなど、見落とされがちな細部まで目を配り、 製品の最終品質を守る役割を日々担っています。

入社当初はゴルフ部門に配属され、その後、歯科部門へと異動してもらいました。 環境が変わっても彼女の仕事ぶりは一貫しており、自分のペースを崩さず、 コツコツと改善活動を積み重ねていく姿勢が印象的です。 ゴルフ部門にいた頃も、歯科部門にいる現在も、その歩みは変わりません。

改善活動においては、派手さはないものの継続力が光ります。 実は、改善事例はおおよそ50件に近づいた頃から、 内容の質が一段階上がる傾向があります。 杉野もまさにその通りで、提出数が積み上がるにつれて 視点や着眼点が磨かれ、レベルアップをはっきりと感じさせてくれました。 今では会社全体のペースメーカーのような存在として頼りにしています。

他部署への助っ人として現場に入ることもあり、 そのたびに新しい発見や驚きを持ち帰ってくれるのも杉野の強みです。 「馬鹿正直」と自称する通り、仕事にも人にも誠実に向き合う姿勢が、 周囲からの信頼につながっています。 好きな食べ物は肉、飲み物はスポーツドリンクという、 分かりやすい一面もまた親しみやすさの一つです。

本人にとっての小さな達成感は、 改善活動で自分の発表が評価された瞬間。 入社時の不安を乗り越え、今では「できることが増えた」と 実感できるまでに成長しています。 <