有富 竜二
有富は2003年5月、正社員志望としてアルファメックに入社した。以来20年以上にわたり、めっき作業の中核を担い続けている。 担当は医療部品の硬質クロムめっき。アルファメックにとって重要工程で、それを自覚する有富は「ポカミスをしないこと」「納期遅れを出さないこと」を自らの仕事の流儀として、日々黙々と現場に向き合っている。
特に医療部品のクロムめっきにおいては、長年の経験で培った判断力と知識が群を抜いており、 社内では“医療部品クロムめっきの門番”とも言える存在だ。 この分野に関して、有富の経験と知識に並ぶ人材はいないと断言できる。
改善活動にも真剣に取り組んでおり、カイゼン事例をパソコンでまとめ、1件の資料として完成させたときに大きな達成感を感じるという。 以前は何でも一人で抱え込みがちな一面もあったが、 最近ではカイゼン活動を通じて後輩を育てることにも力を注ぎ始めている。
本人は自分を「真面目で几帳面」と表現するが、その言葉通り、後輩の面倒見が良く、研究熱心でよく働く姿が印象的だ。 元ラーメン屋の従業員という経歴もあり、作業の手際の良さは現場でも一目置かれている。
ゴルフではパワフルで豪快なショットを放ち、仕事中とはまた違った一面を見せてくれる。 これからも会社の屋台骨である医療部品向け硬質クロムめっきの技術を磨き続け、 多くの門下生を育てていく存在であってほしい。





































