辻井 宣弘
Nobuhiro Tsujii
28歳 平成22年9月1日入社
電気めっき技能士1級
電気めっき技能士2級
大阪高等鍍金訓練校卒
オールマイティに会社を支える
若手社員だが何事もオールマイティにこなせると自負する。アルファメックで一番の仕事量を誇るニッケル・クロムの自動ラインをメインで担当し、銅メッキの自動ラインや無電解ニッケル・ボロンメッキの手動ラインにも補助で入る。この会社の良いところは、勤続年数に関係なく自分の意見を発信できる風通しの良い環境だ。そのおかげで色んな現場にストレスなく入っていける。高等鍍金訓練校では卒業時に書いた論文が優秀者に選ばれ、甲南大学で発表した。また卒業後すぐに受けた国家資格である電気めっき技能士2級は見事合格。 ※平成28年4月現在
直感を信じて決めた
アルファメックに入社して一番驚いたことは、求人票に嘘偽りが無かったことです。当時私は製造業や営業を経験していましたが、勤めていた会社に不信感を持っていました。働きだすと、「あれ?」と思うことがたびたびあって、転職を決めました。アルファメックの面接に伺った際、「この会社なら将来を見据えた人生が送れる」という直感がありました。会社の雰囲気だったのか、社長の人柄だったのか分かりませんが、入社後は直感に従って間違いなかったと思いました。会社の利益しか見ずに社員各々の頑張りには目も向けない以前の職場とは異なり、認めてもらえているという実感があります。
問題解決の瞬間が一番面白い
私の担当は、自動車のホイールナット向けの、トリプルニッケル・クロムメッキです。社内で最も規模が大きいラインです。生産数が多いことはもちろん、些細な不具合も許されません。ひとたび不具合品が発生すれば、全ての作業を一旦止めて原因究明が始まります。一方で、お客様のラインを止めるわけにはいかないので、その原因究明は時間との闘いになります。時に、原因究明とメッキ作業を同時進行で行うこともあります。こういった問題に対して、社員一丸となって取り組み解決する瞬間感が一番面白く、やりがいが感じられます。
携わる全ての現場に精通したい
全ての製造業に共通して言えるのですが、一番効率が良いのはラインを止めずに操業させることです。メッキの場合は特に、一度止めると製品を最後まで処理し終えてタンクを空にして、また次の作業開始時には一からスタートさせるため大きなロスが発生してしまいます。私はメインで担当する自動車のホイールナットとは別に、空調機器の内部部品をメッキする自動ラインで、そういった隙間時間を埋める助っ人要因としても働いています。専属の社員が急遽休んだ場合でも影響なく稼働出来るような技能を身に付けることが今後の目標です。