野村 邦博

Kunihiro Nomura

29歳 平成26年4月1日入社

電気メッキ技能士二級 ※平成29年9月取得
大阪高等鍍金訓練校卒 ※平成28年3月卒業
毒物劇物取扱者    ※平成26年8月取得
車両系建設機械運転者
英検2級
講道館柔道二段
第一種衛生管理者   ※平成30年3月取得

大正13年から続くアルファメックの四代目
メッキについて何を考えているのか

大正13年から続くアルファメックの四代目。大学卒業後5年間建機メーカーで勤めたが、2年前アルファメックに転職。子どものころから遊び場にしてきた工場も、いざ仕事になると訳が分からずトラブルだらけの日々だ。 18歳から始めた柔道の経験を活かして、重さのある品物の銅メッキを手付けでこなしている。お客様からのクレームも、社内の問題も全て身になるようしっかり対応して勉強していきたい。趣味はゴルフ、宴会、麻雀など友人とワイワイ出来ること。※平成28年4月現在

町工場の息子としてものづくりを理解したいと思った

池井戸潤の小説に出てくる主人公は、町工場の息子がほとんどで、その主人公の父親は銀行の論理に酷い目に遭わされ、いつか見返してやりたいと思い銀行に入るわけです。私も町工場の息子として、ものづくりを別の角度からどうしても見てみたいと思い、大学卒業後は建機メーカーに就職しました。工場勤務ではなく営業職であったのですが、販売する過程でお客様のニーズと合致した建機の造り込みという現場に立ち会うことが多く、かえってものづくりについて多くのことを手広く経験することが出来ました。

入社1年半で経験した手痛い失敗メッキの難しさを実感し、逆に興味が深まった

入社から1年半ほど経ったころ、お客様からクレームを頂戴しました。今まで出てこなかった不良が突如発生し、原因が特定できず困り果てました。最初にこれだと思った不良の原因の再現が取れなかったのです。不良発生当時の記録を頼りに状況を分析した結果、怪しいと睨んだ原因の二つが絡み合って起こった不良であることが分かり、再現も出来ました。文献に書いてあることでは説明のつかない現象にぶち当たったことで、メッキの奥深さに触れることが出来、逆に興味が深まりました。

お客様のお客様を常に意識。社員全員の改善活動で、付加価値を高めていきたい

今一番力を入れているのは、社員全員参加の改善活動です。アルファメックでは改善活動を「今より働きやすくすること」と定義しています。まず、自分が実感できる付加価値を得ることで、お客様へ提供できる付加価値を増やしていければと思い、全社員にその輪を広げていこうとしています。メッキ加工は金属加工の最終工程になることがほとんどです。お客様のお客様に一番近い位置にいることを意識して、これからも社員一丸となって頑張っていきたいです。




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