池辺 淳一
Junichi Ikebe
40歳 平成9年9月8日入社
電気メッキ技能士一級
大阪高等鍍金訓練校卒
アルファメック技術の牽引役
兄弟で働く、社歴19年を超えるベテラン社員。大阪高等鍍金訓練校を卒業後、国家資格である電気メッキ技能士一級を取得。色々な技術を習得できたのは、先輩の教え方が丁寧だったからだ。現在は、無電解ニッケルでも特に浴管理の難しい無電解ニッケル・PTFE複合メッキと無電解ニッケル・セラミックス複合メッキを担当し、バルブ部品など精度が求められる製品にメッキをしている。お客様の要求する品質と納期に対応し、新しい仕事に繋げたい。愛車のクラウン・アスリートは常に綺麗にしている。 ※平成28年4月現在
向上心が無ければ成長が止まってしまう
今から7年前、一級メッキ技能士の試験に合格しました。二級も合格していましたが、社内では2017年9月末時点で社長と二人だけしかこの資格を持っていません。実技試験はニッケル・クロムメッキ、亜鉛メッキ及びクロメート処理、不調メッキ液の分析及びハルセルテストの三種目があり、時間内に作業を終了させなければいけないプレッシャーは、普段の作業で培った集中力と成長したいという向上心が無ければ乗り越えられなかったと思います。(二級のバッヂは銀色だが、一級のバッヂは金色なんです。)
社長と二人三脚で技術開発
アルファメックで無電解ニッケルメッキを取り扱い始めた頃入社し、それから一貫して無電解ニッケルメッキを担当しています。ゴルフのアイアンヘッドへの無電解ニッケル・ボロンメッキから始まり、現在では一般的な無電解ニッケル・リンメッキだけでなく、テフロン(PTFE)やセラミックス(窒化ホウ素)などの複合メッキも量産体制になっていますが、立ち上げ当初は苦労の連続でした。当時専務だった社長がやり方を考え、自分が実践して結果を報告する。そんなやり取りを何度も何度も繰り返しました。
アルファメックにしか出来ないことは何か
アルファメックの強みは技術力だと社長には胸を張って言って欲しいです。ゲンバを任された自分の技術力に自信があるからです。今考えていることは、少しずつ増えてきた後輩たちに同じレベルの技術力を身に付けて欲しいということです。チャンスがあればどんどん今ある仕事を仕込んで、アルファメックの強みを増していきたいです。そして、自分はさらにレベルアップして後輩たちに追いつかれない様にする。そうしないと悔しいので(笑)