永井 宏
Hiroshi Nagai
46歳 平成23年6月21日入社
ゴルフのことならお任せください
ゴルフ関係の職歴と知識を買われてアルファメックに入社。アルファメックのゴルフ工房を担当している。仕事の内容は、お客様から入る注文を各メッキ工程へ送る生産管理。必要な場合は自身もサンドブラストを行う。大手ゴルフメーカーが国外生産を行う中、国内の地クラブやリペア需要に対応するメッキ屋は限られていて全国各地から問い合わせが寄せられてくる。ゴルフに関する知識が無ければ務まらないし、メッキのことも分からなければ務まらない、奥の深い仕事だ。趣味はもちろんゴルフ。 ※平成28年4月現在
ゴルフの営業からのアルファメックへ
アルファメックへの入社のきっかけは、以前にゴルフ業界で営業をしていた時にお世話になりました取引先様の紹介で面接を受け、その際に社長から「メッキの事は全く知識が無くても、ゴルフの事が解っていれば良い」と言われ入社を決意しました。前任者からの引継ぎも終え、いざ仕事を始めてみると分からないことだらけで毎日が勉強でした。ゴルフクラブに関する知識は、その業界に長年携わってきたこともあり結構自信があったのですが、メッキだけでなく研磨やサンドブラストなど、工程の組み合わせは何十通りもあり、間違えないようにするだけで精一杯でした。私が携わっている仕事も手を抜くとメッキ不良が出ることがあるので、手間をかけ、無駄な作業を省き、効率よく作業をして1日でも早くお客様に商品をお届けできるように、日々努力しています。
人気サービス「リペア」に携わる喜び
アルファメックの強みとして、アイアンヘッドのリペア(修理)を取り扱っています。使用しているとフェース表面に小石でキズが出来てしまうことや、メッキが剥がれて錆びてしまうことがあります。もう手に入らない限定品や、自身の名前を刻印した愛用品などに、もう一度輝きを取り戻させる、そんな仕事がリペアです。このサービスはご好評を頂いておりまして、毎年お客様は増加しています。北海道から沖縄までの全国各地から商品を送って頂いており、今年からはハワイのショップ様からもお仕事を頂戴しております。リペアの仕事は難しいですが、各現場みんなの努力でその商品がリペア後には綺麗にメッキが仕上がってくると嬉しくなります。もちろん、毎回自信を持って出荷しております。
小さな達成感の積み重ね
営業は毎日毎日売り上げ目標の数字に追われ、締め日にその目標を達成出来れば嬉しいのですが、嬉しいのも1日だけです。翌日からはまた数字に追われる日々が始まります。アルファメックに入社したころは、慣れない現場仕事に不安があったり、営業職に未練もありました。まさか、長靴を履き、手袋をはめ、ゴーグルをつけてアイアンヘッドに塗られたカラーマニキュアを溶かす作業や、メッキ前やメッキ後のサンドブラスト加工を本格的にするとは思ってもみませんでしたから。そうやって自分自身も工程の中にゲンバ男子として身を置き、納期に追われながら仲間と製品を作り上げていくことで、毎日毎日達成感があり、その積み重ねが充実感を生んでいます。