大石 智紀

同じニッケルでも、低光沢と高光沢。
見た目は似ていても、要求される管理はまったく違う。

大石が任されているのは、その繊細な領域だ。
特に低光沢ニッケルは、光沢剤の補給量ひとつで結果が変わる。
白いモヤが出る。光り過ぎる。
その一線を越えないため、補給は慎重を極める。

タコ掛け(ラッキング)。
製品をどう掛けるかで、仕上がりも作業性も変わる。
その工程を、大石は黙々と支えている。

入社理由は多い。
通勤のしやすさ、正社員として働くこと、モノづくりへの興味。
そして、未経験でも教えてもらえる環境だったこと。

実際、今いる社員の多くが未経験からのスタートだ。
分からないことは、聞ける。教えてもらえる。
その積み重ねが、現場を強くしてきた。

音楽と野球が好き。
10-FEET、ROTTENGRAFFTY、SHANK。
休日は太陽が丘がホームグラウンドだ。

残業はほとんどない。休日出勤もない。
仕事と生活、その両方を大切にできる環境がここにはある。

「未経験でも大丈夫です」
それは、経験者の言葉ではなく、現場で育った人間の実感だった。


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わせ