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ウェブ面接

新卒採用の学生面接で、ウェブ面接が行われ始めたとニュースになっていましたが、時代に取り残された会社は、説明会すら出来ない、面接も直接会えないからどうしようもないと嘆いているかもしれません。

冗談抜きで、刑務所にある面接用の衝立(ついたて)が設けられての就職面接が行われるようになるかもしれません。いや、冗談であって欲しい案件ですが。

下はパジャマでOK

ウェブカメラは基本的にバストショット(胸から上だけ映る)ので、下半身はパジャマだろうがトランクスだけだろうが問題ありません。ただし、下の様な展開には注意が必要です。

面接官「・・・はい、わかりました。それでは次に学生時代頑張ったことを教えて頂けますか?」

学生「はい。私は中学、高校、大学と一貫してやきゅ・・・」

母「(コンコン)ちょっと、あんた宛てに荷物届いてるねんけど、着払いやからお金いるみたいやで。なんかゲームって書いてるけど、あんた就活も頑張らんとゲームばっかりしてたらあかんで!ちょっと今もなんか下だけパジャマの変な格好してパソコンしてるけど何やってんの!?」

学生「!!!!!!おかん!!ちょっと今面接中やから入ってこんといて!てかいらんこと言わんとってや!!!!」

面接官「・・・・・・・それでは、結果は追ってお知らせいたしますね。ありがとうございましたー。(通信オフ)」

部屋が汚くてもクロマキー合成で乗り切れる

YouTubeを観ていて、特段気にもならないはずの配信者の部屋に置いてあるものって、意外と気になりますよね。大学教授とかだと、専門書が後ろに並んでいる風景で喋っていることが多いですが、大学生の場合お金も無いので後ろに専門書が並んでいる風景はなかなか演出することが難しいですが、クロマキー合成をつかえば、リアルタイムで後ろに専門書が並ぶ風景を挿入することが出来ます。

ただ難点は、途中で何かの拍子に誤って、宇宙空間にリクルートスーツ姿で行ってしまったり、東映の波しぶき映像をバックに何か始まりそうな面接をスタートさせてしまったりと、ヒューマンエラー防止策をしっかり講じなければ大変なことになります。

カンペが使える

ウェブ面接対策サイトで、カンペは目線でバレルと書かれていますが、ちゃんとプロンプターさえ使えば目線を落とすことなく画面を見ながらちゃんとカンペを読んで自己PRが出来ます。原稿を暗記して面接に臨むと、覚えてきた文章を思い出すときに目線が斜め上を向いてしまうので、嘘をついているように見えます。その点プロンプターがあれば何も問題ありません。下の画像のものは66,000円ですが、就職できれば直ぐに回収出来ますし、その後YouTubeでニュース原稿を読みたいと思った時も使えるので、お勧めします。

Amazonより引用

隙間時間に受けられるので超過密スケジュールも可能

これから就職難の時代が来ると言われています。何としてでも就職したいのであれば、沢山の企業を可能な限り受ける必要があります。ですので、スケジュールは分刻みにしておいて、場合によっては同時に複数のビデオ通話を繋げるなんてことも可能になります。

何にしろ、どの企業も大体同じ内容の質問を投げかけて来るので、ちょっと微妙な間が空くか、もしくはちょっと面接官が話してるのに被せ気味の喋り出しになるかもしれませんが、対応可能です。

たまに、あなたを色に例えると何色ですか?とか訳の分からない質問をして悦に浸っている企業の面接官もいますが、こうすれば大丈夫です。

面接官「あなたを色に例えると何色ですか?」

別の面接官「自己PRをお願いします。」

学生「はい。〇〇大学、〇〇学科、▲◇×…と申します。私を色に例えるならば赤色です。何故なら、私は学生時代バスケットボールにほとんどの時間を割いて参りました。マンガでスラムダンクという作品があり、その中に出て来る主人公桜木花道は髪の毛を赤く染めています。私は髪の毛こそ赤く染めてはいませんでしたが、自分の事を過信し、なおその自信をホンモノにするための努力を惜しまない彼の姿にあこがれ、自分もそうなりたいと、振舞い、陰で努力をしてきたと自負しております。」

面接官&別の面接官「・・・おお、わが社に是非来てもらいたい・・・。完璧に違う面接官の質問とミックスアップして答えて来るとは・・・。出来る!!」

学生「(いや、同時に受けてるのバレてるー)」

バイト中も可能

学生「本日はよろしくお願いします。・・・あ、いらっしゃいませー。・・・あ、すみません。接客中なものでして。」

面接官「え?今バイト中?」

学生「すみません。突然シフト組まれてないところで欠員出たので、前代わりに出てもらったので今日でなくちゃいけなくて。ウェブ面接なら可能かなと思いまして。」

面接官「それなら仕方ないですね。では学生時代に力を入れたことについて教えてください。」

学生「はい。私は大学入学後直ぐにこのコンビニに勤め始め、週4日のシフトに穴を開けたことはありません。」

面接官「でしょうね。」

学生「何で分かるんですか!?・・・あ、はい。えっと、15番を2箱ですね。・・・あ、すみません。ちょっとお客様対応が入ってしまい失礼いたしました。」

面接官「いや、謝らなくてもいいよ。既に最初の時点で終わってることだから。」

学生「え?」

面接官「いや、続けようか。当社に入った後はどんな仕事に就きたいと考えていますか?」

学生「私がもし、御社へ入社することが適うのであれば、大学時代に培ったシフト組み・急な出勤要請への対応・棚卸のスピード・ポップの作成・灰皿やトイレの清掃などの経験を活かし・・・」

面接官「いや、もうコンビニで働いてー。」

全て作り話です

真に受けて面接を棒に振らない様に気を付けてください。

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