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もしも若者が投票したなら

2016年7月の参議院選挙から、国政選挙として本格的に18歳以上の投票が行われることになりました。若者の政治への参加が声高に叫ばれ、投票率はどうなったんだろうということでしたが、結果は投票率54.69%と1947年の第一回以降4番目に低い投票率になりました。前回よりは2.09ポイント増加したそうです。

さて、私はずっと違和感を感じてきました。

投票率という言葉に・・・

若者が言う、「ぼくが選挙に行っても何も変わらないんで・・・」というのは本当かどうか。総務省のホームページで数字を拾って、人口と投票率をかけて投票数を出してみました。そして、投票率がその年代で100%になったら他の年代と比較してどうなのかもチェックしてみました。
※有権者数がそのまま人口ではないのですが、その辺は面倒なのでご容赦ください。

  人口(千人) 投票率 投票数(千票) 構成比 投票率100%
シミュレーション
20歳代 6,276 32.58% 2,045 6.98% 18.71%
30歳代 7,956 42.09% 3,349 11.43% 23.46%
40歳代 9,115 49.98% 4,556 15.55% 26.92%
50歳代 7,740 60.07% 4,649 15.86% 23.89%
60歳代 9,314 68.28% 6,360 21.70% 28.87%
70歳以上 14,035 59.46% 8,345 28.48% 40.11%

結果を見てどう思うかは皆様にお任せ致します。

18歳や19歳の若者が投票している姿が沢山テレビで流れていましたが、高齢者の方はあれを見て、「あ、ヤバい。投票に行かないと若者に我々の社会保障費が流れてしまいかねない。」となったんでしょうか、いや、そんなことはあって欲しくないなと思います。

イギリスの国民選挙の時も思いましたが、シルバー層は分厚いですね。

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