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理不尽なクレームの真相を解明する

サービスエリアで休憩中だったバスの運転手がカレーを食っていたところ、運営会社に「バスの運転手がカレーを食べていた」とクレームが入ったそうで、それを運営会社から告げられた運転手さんが自身のSNSにそれを書き込んで拡散されているという顛末の事件について思うことが・・・。

ニュースだけ見ると・・・

ヤフーニュースの記事だけ見ると一番悪いのはクレーム対応をした運営会社の人で、二人の不幸な人を出してしまったという見立てが出来ます。

一人はもちろんカレーを休憩中に食べていた運転手さん。仕事から帰って来て、理不尽なクレームを告げられて、ただただ苛立ったでしょうし、ちゃんと言い返したこと、それをSNSに書き込んでうっ憤を晴らしたこともご立派かと思います。

一方でクレームを入れた人も被害者ではないかと思ってしまいました。カレーの運転手さんに伝えるのは止めれば良かったのですから。そうすれば、SNSに書き込まれることもなかったし、顔も知らない人に正論だけで攻め立てられることも無かったからです。

なぜクレームを入れてしまったのか

私が思うに、クレームを入れた人の脳内には学生時代の規律を引き摺っているのだということではないでしょうか。

学生時代、制服のままコンビニで買い食いしたり、カラオケに行ったりして生徒指導の教師にバレたら指導の対象になってしまうという校則からその概念が生み出されて、制服を着ている人は服務中であり、休憩してはいけないぐらいの強い思い込みがあるのかなと推察してしまいました。

福井県で、警察官もコンビニで買い物をしますよという宣言が出されました。

例えばコンビニのイートインスペースで制服警官がスマホをいじりながら焼きそばパンを食べている様は想像できないですが、警察官が立ち寄るというのは心強いという意見もあることからそういった宣言に踏み切ったそうです。

服役中じゃないんだから、制服着ててもそのぐらい許してあげて欲しいなと思いました。

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