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焼肉は本当にタン塩から焼き始めるべきなのか

1日外出録ハンチョウという漫画で5年ほど前に描かれた内容ではあるんですが、ついついタン塩から頼んでロース、ハラミ、カルビ、ホルモンと順を追って脂身へと移行していくものだけど、それを敢えて敷居の低い焼肉屋に行った際は、「カルビ→カルビ→カルビ→・・・と焼いて行ってもいいじゃないか。デザートでユッケを頼んでも。」みたいな語りが入るシーン。

全くの同感です。

私も家族や友人と焼肉に行ったら、タン塩から始めないことが結構あります。

食の様式美は尊重したいけれども

もちろん、食事に関する様式美は大切であるのは間違いありません。

まずナムルやキムチを食べて食欲を募らせ、超新鮮レバー、生センマイなどを食べてから脂身の少ないタン塩を食べていくというのは、口の中を脂っぽさで満たしてしまい次の肉が味わいきれないというリスクを回避し、最後まで美味しく召し上がれという先人たちが築き上げた食文化です。

寿司を食べてもまずは白身魚や貝、徐々に赤身魚へ移行し、脂の乗った旬の魚をメインディッシュとして迎えるというのも、翔太の寿司を読破した方なら誰もが「それが分からないようじゃ寿司を食う資格はない!」と考えることでしょう。

でも、最初の一口から中トロを食べたい日だってあるはずです。

カルビと白ご飯を掻き込んで、キムチとビールを間に挟んでバクバク食べていくことを想像しながら焼肉屋へ足を運び、舌を焦らす丁寧な作業を欲していない腹の減った日もあるはずです。

無理ができるのは元気な証拠

子供のころ、お腹を空かして家に帰ると山盛りの唐揚げを作って待ってくれている母親。早速味見で唐揚げを摘まみ上げて食べるのを「こらっ」と言いながら止める様子のない母親。

脂ものを初手から食べられるのは身体がが元気な証拠なんです。

それを本能的に分かっているから止めないし多めに作るのが母性、父性なのかもしれません。

たまにご飯を作ってくれた祖母は、東南アジアの食文化の如く食べきれないレベルで逆兵糧攻めをかましてきてくれたものです。

中学生のころ野球をやっていて常にお腹を空かせていた孫のイメージが30代に差し掛かった時点でも消えておらず、3分に一度はお腹が空いていないか確認してくる今は亡き祖母を思い出すと、もし焼肉を振舞ってくれたら初手からカルビと大盛りの白ご飯を用意してくれていただろうなと思います。

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