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コンサートチケット転売者を困らせる方法を思いついた
コンサートチケットの転売が社会問題化しています。我が家でもお気に入りのアーティストのコンサートは、ファンクラブに入り、より良いチケットが入手できる環境に居ながらも、予定が入って行けなくなったり他にいい席を手に入れることが出来たら躊躇なくネットオークションで売りさばいています。これは違法行為でもなんでもなく、行くつもりだったチケットの譲渡に当たるので他の行きたい人がコンサートに行ける、他の行けなくなった人の代わりにコンサートに行けるという善意のやり取りになります。しかし、オークションサイトでやり取りされたチケットは無効になるなど、最近徐々に規制が厳しくなってきています。
一番の問題は、どれだけ金を積んでも行きたいというファンと、利ザヤを稼ぐことだけが目的の転売屋の存在です。超人気アーティストのライブともなると、ファンたちだけでもチケット争奪戦が繰り広げられ、とにかく入手するのが大変です。その手間を、金銭的に解決したいファンの方がいるのも分かります。今もあるか知りませんが、高校生の時行きたいコンサートのチケットを、電話をかけて取ろうと何度もリダイヤルした経験があるので、あの労力を払うぐらいならある程度お金を払っても仕方がないなと思ってしまうこともあります。また、アーティストと目が合うぐらいの距離で観るライブは、本当に凄い。一生の思い出に残るぐらい値打ちがあります。
今転売対策として行われている本人確認制度や、オークション出品チケットの無効化は、北風と太陽の北風対策だと思います。正直言うと、運営側の負担が大きくなるし、そもそもそういった対策を知らずに購入してしまう可哀想な金持ちのファンだけが損をする構造は空しいなと感じてしまいます。
そこで、私が提案させて頂く対策ですが・・・
運営側によるチケットのオークション販売
各コンサート会場の座席番号それぞれに対して、1週間程度かけてサイト上でオークションをするんです。思い思いの金額を入札していく。リアルタイムで各座席の金額が確認できるので、大きく損することはありません。また、転売目的で大量に買おうとしても、それを上回る金額で入札されれば落札出来ないし、高すぎる金額で落札しても今度は売りさばけなくなります。これに対して、「金の亡者」みたいな批判が集まるでしょう。しかし、需要と供給の需要側が大きすぎる場合、一番の解決方法は金銭しかあり得ないのです。
もちろんこれは、ある一定以上の人気がある大物アーティストに限られると思います。この方式が採用されたとき、ちょっとでもアルファメックのことを思い出してもらえれば光栄です。(そんなわけない)
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