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平和とは何か考える
私は20年以上前の修学旅行で、広島を訪れました。
目的は、平和について学ぶためでした。
私が通う小学校でも全校生徒333名が何か月か前から千羽鶴を折り、六年生に全校集会で手渡されました。
広島の平和記念公園に着くと、そこは修学旅行での平和学習のメッカらしく、そこら中に修学旅行中の生徒たちが溢れかえっていました。
すると、教師たちが困惑し始めます・・・
「どうしよう。」
「次の予定に間に合わないのでは?」
「これ、全部待ってたら間に合わないですよ。」
暫く待たされた我々は、驚愕の光景を目撃するのです。
「それでは、順番抜かしになりますが、バスの時間に間に合わないので平和のセレモニーをやらせてもらいます!」
我々「・・・・・青い空は~青いままで~子ども~らに伝えたいぃ・・・・・・」
そこは、争いごとのない世の中よりも時間が優先される世界でした。
他所の小学生たちごめんなさい。せっかちな関西人に気圧される形で、少し遠慮がちな「青い空は(作詞:小森香子 作曲:大西進)」を聴かされる気分はどうだったのだろうか。
空がやけに綺麗だったのが印象的でした。
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