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甘いものが苦手だと得するのか損するのか
先日ブログでアルコールを摂取すると甘いものが不味く感じる様な内容を書いたのですが、その後悪化してしまい、会食ですき焼きを食べた際に1人だけ甘すぎて段々気持ち悪くなってしまい美味しい牛肉が食べられなくなったという事態に陥りました。その時、ゴルフ後の会食だったのでアルコールを飲んでおらずシラフでもここまで砂糖が不味いと感じる様になってしまったのだと驚きました。今のところ飲み物であれば多少甘くても飲めるので、口の中に入れて暫く咀嚼するのが無理なんだと思います。
とは言え、甘いものが苦手というのは案外人生において得なんじゃないかと考えてみました。
バレンタインデー
「あ、僕はチョコレート苦手だから要らない。」
基本的にチョコレートを貰っても3倍返ししなければならないので、出来れば受け取り拒否したいものの、人の好意をお断りするのはイケないことです。ただ、受け取ってもゴミ箱行きになるので勿体ない。チョコレートを貰えるぐらいの間柄ならば、チョコレートを含む甘いものを好まないと知られているはずなので、渡されない。ということで、ホワイトデーのお返しをしなくてもよいというわけです。
ただ、厳密に言えばチョコレートに代わる贈り物を受け取った場合はそれは返さねばなりませんよね。でも、義理チョコに該当するようなついでギフトは避けられるので賢明な生き方かもしれません。
間食が減る
甘いものを食べないと、本当に間食する機会を失います。
飴ちゃん、グミ、チョコレートなど、仕事中に摘まめるようなお菓子はみんな甘いものばかり。甘い物は保管出来る期間が塩辛いお菓子よりも長いので、ちょい食べに持ってこいなのです。
今までだったら小腹が空いたなと思ったら駄菓子を買ってきて机で食べたりしていたのですが、もう今現在の選択肢は次の御飯時まで我慢するしかない、それか何か飲んで気を紛らわそうとなっています。
デザートを分け与えられる
子供の頃親戚の集まりで人気があった、「わし、酒飲みやから甘いもんいらんわ。食ってや。」と言って会食のデザートを女の子や子供に分け与えてくれるおじさんに自分もなりました。
コース料理で苦手な食材はございますか?と店員に尋ねられたら、「デザートを何か別の、例えば海老とかに変えてください。」と言います。無理ですと言われますが。
成人病にかかりにくくなる
砂糖は脳の報酬系を刺激し幸福感を得られるため中毒性があると言われています。アルコールやニコチンと同じ扱いなんですね。
砂糖の過剰摂取は、糖尿病、肥満、心臓疾患などの成人病のリスクを高めるとされているので、まさに中毒性といい健康と相性の悪い物質だという事が分かります。
アルコールとニコチンは場所を選びますが、砂糖は場所を選ばない分危険性が高いなとも思います。
蟻が湧いてこない
甘い物が家に無いという事は、蟻が湧きません。そう思っていたのですが、調味料が染み込んだゴミや、まさかのティッシュペーパーに蟻が大量発生してしまい、ティッシュが穴だらけにされました。
食べるものが無かったらそこまでするのかと・・・
疲れにくくなる
砂糖の過剰摂取は血糖値スパイクを引き起こし、血糖値が下がった時に疲労感を感じるそうです。あまり詳しくは知りませんが。血糖値が低い状態はしんどいですが、甘いものを沢山摂って疲労感を紛らわすのは止めた方が良いでしょうね。
確かに甘いものを食べなくなって長い時間眠らなくても疲労感がとれるようになりました。
虫歯になりにくい
歯のエナメル質などを、口の中の細菌が糖を代謝することで酸を生み出し溶かすそうです。甘いものを食べると虫歯になるというのは正しい言葉ですね。
歯を毎日磨いて綺麗に保つことも重要ですが、そもそも糖を極力摂取しないことで予防することが出来ますね。
逆に損する場面
上のバレンタインなどもそうですが、甘いものが好きで当たり前と思っている人に変人扱いされてしまうことです。
甘党の人とは袂を分かつ気持ちで生きて行くしかありません。
私はもう既婚者なので大丈夫なのですが、婚活をしていたとして女性のプロフィール欄に「カフェ巡り」と書いてあったら、食べたくもないスイーツの店を検索して連れて行かなければならないかもしれません。何故なら、婚活は大抵昼間会うからです。そこで、「あ、僕は甘い物苦手なのでブラックコーヒーでいいです。」とでも言おうものなら、カッコいいのではなく、協調性のない面白くない人間だなとレッテルを張られるはずです。逆に初対面でパクパクストロベリーパフェを食べられてもちょっと女性は引くと思いますが、なんにしても極端は良くないです。
うちの息子も小1で甘いものが苦手で、ハロウィンパーティーの際に大人からお菓子セットの受け取り拒否をして、トリックしてないのに困らせていました。いや、せっかく用意してもらってるからこういう時は貰っといて後から捨てたらいいからと注意しましたが。
まとめ
甘いものが苦手、もしくは食べられない場合、健康面で得することが多そうです。
ただ、アルコールやニコチンと同じように身体に悪いものを摂取する喜びを共感出来ないという意味で、一定数の甘いもの好きの方とは上手くコミュニケーションが取れない可能性があり、その面では損することになるかもしれません。
無理して食べなくてもいいという結論に至りました。長々とお付き合いいただき最後まで読んでくださった方はありがとうございました。
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