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意外な推し活グッズ

先日とある業界のお客様から引き合いを受けて会社訪問させて頂きました。その際に驚いたことがあったのでご紹介させて頂きます。

推し活グッズが売れる

そもそも”推し活”と言われても、37歳の私の知識を総動員してちゃんとした説明が出来る自信が無いので、Chat GPTに何かを聞いてみました。


推し活は、自分が好きなアイドル・俳優・キャラクターを「推す」、すなわちさまざまな形で応援することを指します。最近注目されるようになった推し活の意味や内容、推し活のメリットや楽しむ方法について見ていきましょう。
推し活(おしかつ)とは何? 推し活は、自分が好きなアイドルや俳優、キャラクターなどをさまざまな形で「推す」、つまり応援することを言います。推し活をすることで得られるメリットは多く、だからこそ多くの人を魅了するのかもしれません。
☆推し活の対象はさまざま 推し活の対象は多岐にわたります。代表的なのはアイドルや俳優、アーティストですが、声優や芸人、アスリート、アニメやゲームのキャラクターも対象に入ります。さらにはマスコットキャラクターや鉄道、自動車、建造物、動物、歴史上の人物なども「推し」として応援されています。
☆推し活の具体的な方法 推し活は、ライブやコンサート、イベントへの参加、推しのグッズを身に着けること、作品の鑑賞や購入、聖地巡礼、SNSやブログで情報発信することなど、さまざまな方法で楽しめます。
推し活のメリット 推し活には以下のようなメリットがあります:
元気になれる: 推しの活動や頑張りを見ることで励まされたり元気になったりします。
②モチベーションになる: 推し活を意識することで勉強や仕事のモチベーションになることもあります。
③仲間ができる・交流が広がる: SNSやブログを通じて推し活仲間ができることもあります。
④心身の健康に良い影響: 推し活に参加するために生活習慣を整えたり、心が満たされることで健康に良い影響があります。
世界が広がる: 推しの趣味を知ることで自分の世界が広がり、新たな目標や目的を見つけることもあります。
推し活を楽しむ上での心得 推し活を楽しむ一方で、以下のことに気をつけましょう:
①推しに近づき過ぎない: 推しの私生活に立ち入りすぎないようにしましょう。
②マウントを取らない: ファン同士のトラブルを避けるためにマウントを取らないよう心掛けましょう。
お金を使い過ぎない: 推し活はお金がかかりますが、計画的に使いましょう。
推し活は楽しみながら、自分と他の人が共に楽しめるよう心を配りましょう!

https://oggi.jp/7029144
https://enjoy.sso.biglobe.ne.jp/archives/column_0053/
https://myshumi.design/contents/fave/
https://web.kaipoke.jp/magazines/30
https://zexy.net/contents/lovenews/article.php?d=20240318

この推し活をする人が非常に増えていて、それ関連のグッズがむちゃくちゃ売れるらしいのです。

で、私がお話を聞いたのが神具・仏具メーカーの方。

推しを奉る神棚が今売れてます!

私が子供の頃はアニメやアイドルを応援する男性は犯罪者ぐらいの迫害を受けていたのでコッソリとしか出来なかった推し活ですが、今は市民権を得てアニメが好き、アイドルが好きと堂々と言う事の方が立派で、それを掲げることで人間関係が構築され、好きなものが一緒の人同士が仲良く過ごす、価値観の広がりを見せている層です。

なので、神具・仏具メーカーで新入社員を採用して新商品企画をやらせてみたら推しを奉る神棚がめっちゃ売れたというにわかには信じがたい話を聞きました。

これは、アイディアの産み方としてお手本となる事例でもあり、これは後学のために少し分析しておいた方がいいなと考えることにしました。

推し=尊い=神

若い子たちが会話の中で嬉しいことがあると「うわ、マジで神じゃん」とか言うと思うんですが、アニメキャラやアイドルを崇拝するファンにとって、その対象は尊い存在で、マジで神なので、奉る(たてまつる)に値するわけです。

100均に行くと、アクリル板で作られたグッズを飾る台が売られていますが、どうせ飾って奉るならばいっそ神棚にしてしまおうというのが彼ら彼女らの発想なのかもしれません。

固定概念の破壊

例えば家にある神棚に、推しのアクリルスタンドを置いていたら家族からボコボコにされて、この罰当たりが!と怒られると思うんです。

「推し活グッズとしてカラフルな神棚を作って売っちゃいましょう。」

こう言えてしまうのは、ベテランの神棚セールスマンではなく、確実に業界のしがらみが何一つない新入社員だと思うのです。

さらにそこに、得意先や同業者からの冷たい視線を浴びることに抵抗を持ちつつも、GOサインを出せる経営者というのは寛容で挑戦的だなとつくづく思わせられるわけです。

神格化させるのは勝手だけど責任は持とうね

人は、手放しに褒めて応援できる対象があると恋愛をしているのと同じで、幸福感を得られる生物です。推しを神格化し、自分の中だけの神に持ち上げるのは自由で誰にも止められるものではありませんが、その推しが人間のアイドルだったとして、人間としての過ちを犯した時に神格化させているがために、絶望の淵に堕ちてしまわないかと心配になります。

神格化させると、現実感が損なわれ、理想だけが肥大化し、取り返しのつかない状況へと追い込まれる可能性があります。自己責任でのめり込みましょう。

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