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飛行機が着陸するお話

アルファメックに入社する前、私はとある建設機械メーカーで働いていたので、月に3回程度飛行機に乗って出張していました。国際線には最後まで乗ることがなかったのですが、国内線で羽田から松山の航路が一番多く、それがとにかく嫌で嫌で堪りませんでした。しかし、陸路を選ぶと新横浜から岡山、そして岡山から松山と約5時間の道のり。飛行機であれば乗り換えを含めて2時間以内。修行だ。慣れたら気軽に乗れると思いましたが、最後まで慣れることがありませんでした。

同僚は頭がおかしいとさえ思っていた

出張でマイルを貯めて、さらにそのマイルを使って飛行機で旅行をするというのが同僚たちのランチ時や宴会で語られる自慢話でした。

私は新婚旅行も含めて、貯まったマイルを使って冷蔵庫を買いました。

恐怖を克服する方法

離陸と着陸時の恐怖から逃れるためには寝るしかないと、前の日に夜更かしして搭乗し、離陸前に寝てしまっていました。

途中で差し出されるドリンク類は受け取りません。

大体が、ドンっという着陸時の振動で目が覚めるのですが、一度だけ眠りが深すぎて起きられなかったことがありました。

すると、キャビンアテンダントの方がトントンと肩を叩いて来て、起こされて周りを見渡すと乗客が誰もいません。窓際の席だったので隣の人もすっと立ち上がって出て行ったのでしょう。

キャビンアテンダントからまさかの!!

高知の竜馬空港から羽田空港へ戻らず、実家のある奈良へ帰るため伊丹国際空港へ戻るのに飛行機を使った時の話です。

前の晩、例によって高知で痛飲し、眠すぎて着陸後も他の乗客が捌けるまで寝ていたのですが、その際に起こしてくれたキャビンアテンダントから手紙を貰いました。

「私の寝顔がそんなにカッコよかったのか」

などと考え、タラップを降りて暫くしてからその手紙を開くと、小学校の同級生からの手紙でした。

なんと、小学校の同級生がせっかく働いていて搭乗していた飛行機で、私は完全に熟睡をして降りる時も寝惚けてそのことを認識せず、さすがに降りる時ぐらい気付いてくれよと手紙を貰い、それを暫くして読んで気付くという大失態。

飛行機だけに舞い上がった話

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