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OCULUS QUEST2を購入後しばらくして売ったお話
以前、購入レビューを書いたスタンドアロン型VRゴーグルですが、売ってしまいました。その経緯を書きたいと思います。
購入時と購入後の熱量差
レビューをご覧いただければお分かりになると思いますが、凄いマシンであることは断言致します。まず、VRゴーグルという物自体の良さは、体験しないことには理解できないのも事実です。
このブログでは、購入後際立ったダメだったことと、改善点を書いていきたいと思います。
画質
Oculus Quest 2の解像度は1,832×1,920で、旧機種と比較して1.5倍高画質になっていると謳われています。装着して、カクカク感はなく、なめらかな映像だと感じるのですが、一つだけ非常に残念な点があって、ピントが合わない人は合わないのです。私は合わない人でした。
頭のバンドを調整したり、かなり工夫するとピントが合うのですが、とにかく長時間やってられないぐらい目の筋肉が疲れてしまいました。
逆に旧機種では、調整摘みが無段階スライダーだったらしいので、コストがもし数百円上がったとしてもこれだけはちゃんとしておけばよかったのにと思いました。
汗
VRゴーグルの醍醐味は何といってもスポーツ系のソフトで遊ぶことだと思うのですが、昨年10月頃に購入し、今年の1月頃に手放すまで数回ボクシングゲームで遊びましたが、2ラウンド目から汗だくになり、顔とゴーグルの間につけてあるスポンジは汗を吸ってビショビショになります。毎回終わった後中性洗剤で洗って、乾燥させて使用しないと絶対臭くなると思いました。剣道の面と同じですね。
ボクシングのヘッドギアの様な、汗を吸わないカバーが売っていたので購入を考えたのですが、あの量の汗を吸わないとなると、さらに蒸れることが想像出来るので止めました。ネット記事で、間にタオルを挟んだり、色んな工夫をして遊ばれている方がいましたが、臭そうだなとしか思えませんでした。
ゲームの内容
プレイヤー不足が否めない市場ですので仕方がないのですが、PS3ぐらいのレベルが限界かなと感じる内容のものが多いです。それよりもチープな、THEボクシング(2000円)みたいな感じでした。あの没入感を、少し古いゲーム機のクオリティに載せることで、近未来感を出している様ですが、PS4で目が肥えてしまった自分にとっては、チープさがぬぐえませんでした。
ゲーミングPCに繋いでSteamというプラットフォームから少しグレードの高いゲームをダウンロードして遊ぶことが出来ると聞いたのですが、有線はちょっと・・・と思い断念しました。あと、ゲーミングPCもOculus Quest 2が5台ぐらい買えてしまうので、何のための安さか分からないですね。
プレイヤー人口の少なさ
「Oculus Quest 2凄いね」と語り合える友と巡り会うことが、4か月間で一度もありませんでした。VRチャットに一度入りましたが、床にめり込んだ状態で移動するバグのせいで、一人だけいた入室者に話しかけられず退室しました。
VRコンテンツの少なさ
私が一番期待していたYouTubeなどでアップロードされている360度視点のVR動画が、びっくりするぐらい少ないんですね。そのための別のアプリケーションもあり、精力的に動画を挙げているアーティストの方もいらっしゃるのですが、メジャーな人が少ないんです。ある分野を除くと、今のところ需要が無いみたいです。
不意の事態
VRゴーグルで遊んでる姿は、周りから見られたら結構無防備で滑稽です。たとえ家族でも、ちょっと熱中している姿を見られるのは憚られるじゃないですか!?!?
密室で遊んでるときに、ドアが不意に開いた時は警告したり、外部の映像が画面上に透かしで入ってきたりしてくれるとひじょーーーにありがたいですね。
課題
- ピント調節機能
- 通気性などを考慮した装着感
- コンテンツ不足を解消する普及率
- ゴーグル外の情報を視認出来るモードの追加
幸いにも、メルカリで直ぐに買い手が付き、大きな買い物にならずに済みました。次世代機に期待したいと思います。PS5からも新しいVRゴーグルが出るそうですし、パナソニックもかなり小型の眼鏡型を発表したので、次もまた買うかもしれません。
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