ブログ

新語流行語大賞は各新聞社も独自で発表すべき

毎年ニュースになり物議を醸しだしているユーキャンの新語流行語大賞ですが、偏りがあると言われていますが、私個人的な意見としては火種を作って議論させることに狙いがあるのであって、これだけ情報化と多様化が進む現代において誰もが納得する言葉を絞る方が難しいと思います。

この単語はどう考えてもおかしい!という意見は、もはや意見される側からすれば思うツボなんだということです。

言葉のプロレスが見たい

言葉のスペシャリストたちが選んでいることと、長い歴史の中で積み上げてきた知名度から、不満もありつつ世相を反映したものとして定番化しているのは事実です。

私は新語流行語大賞は、各新聞社、各テレビ局、ネットニュースサイトとあらゆる媒体が勝手に発表すればいいと思います。

格闘技だって盛り上がってきたら色んな団体が旗揚げして、団体同士の場外乱闘があり、統一王座決定戦が開催されるものです。

ペンは剣よりも強しと言われるからには、「読売新聞はこう言ってるけど、朝日新聞はこう言ってる。」みたいなプロレスが見たいなと思います。

格闘技イベントのように毎年やって欲しい

新語流行語大賞をメディア各社がそれぞれ選考していくとなれば、12月1日に一斉に紙面を飾るなどのお祭りにしてしまえばいいと思います。

今の形でユーキャン新語流行語大賞として神輿をメディアが担いでいるのは、言葉の発信者として責任感が薄いなと思うのです。

我々一般市民は、そこまで深く新聞を読み込みませんし読み比べることはしていませんが、ただ何となく朝日新聞は左翼寄りで、産経新聞は右翼寄りでというイメージを知ったかぶりかまして読まないという選択肢しかないよりは、

紙面を飾った単語の多さで勝手に積み上げて発表するのでもいいかもしれません。

「今年各新聞社が恣意的に掲載した新語大賞(流行したとは言っていない)」

まあ一個人として、ユーキャン新語流行語大賞は知らない新語を知れる機会でもあるので、周回遅れでも世相を知れて必要悪だと思っています。

コメントを残す


お問合
わせ