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ネットリテラシー教育を義務教育に
スマホを持たせたときに必ずやるべき教育とは
子供や親にスマホを初めて持たせたときにやるべきことは、ネット上で起きていることは、身の回り、例えば教室や会社のオフィスで起きているようなスケールに置き換えて考えたらしっくりくるよと伝えたいと思います。そう言った中で、下記の事柄について特に注意しなさいよと教えたいです。
①急に告白されることはない
異性のアカウントから突然コンタクトがあって、会いたいだの好きだの言われることは万が一でもなくて、全て詐欺だと伝える。
現実世界でも、見ず知らずの異性から突然告白されることはありません。現実世界でそれがあれば、あなたの容姿が素晴らしいか、付け入る隙があるのだと思ってくださいと教えたいところです。
※学校生活の中で突然告白されるイベントは徳を積めばあるとだけ伝えてあげたいです。
②儲け話は相手だけが儲かる話
ビットコインをある時期こぞって芸人が儲かるぞ儲かるぞと言って周りに買わせるように勧めていたことがあります。これは、買わせることで価格が上昇するからです。
儲け話の漢字を分解すると”信じる者の話”となりますが、その相手、本当に信じるに足る人物でしょうか。お金を預けて0にされても許せる相手でしょうか。
③エゴサはするな
ネット上はほぼリスクなしに相手を攻撃できるので、嫌な言葉が目の端に留まりますが、自分から拾いに行かなければそれほどダメージを負いません。とにかくエゴサ(エゴサーチ)だけはするなと口酸っぱく伝えたいです。
エゴサする心理は、承認欲求を満たしたいからですが、承認欲求の本質的な部分は周りからの尊敬や耳目を集めることと考えると、見ず知らずの他人から褒められることより、そういった状況下に置かれてることを身近なリアルの知り合いに知られ、そこから評価される方が随分と価値があると思うので、自分からそれを覗きに行くのは不作法だと思います。
ちょっと回りくどい言い方ですが、突然有名人になった息子が、普段自分が読んでいる週刊誌で褒めている記事を読んで初めて凄いと思って褒めるみたいな親の態度の方が嬉しいんじゃないかなと。昭和の感覚かもしれませんが。インスタントに受けられる評価って、プラスもマイナスも一瞬で切り替わるので、その機微を気にしていたら大局を見失う気がします。
まあ、行儀悪い人がいるからネットは楽しいんですけどね。
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