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年末年始の素朴な日常について
遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。
まず、年明けに気になったのがお正月についてでした。
お正月への素朴な疑問
- なぜ、「あけましておめでとうございます。」なのか
- なぜ、「初詣」しなければ気が済まないのか
- なぜ、「おせち料理」を食べるのか
- なぜ、子どもに「お年玉」を渡すのか
なぜなのか・・・・
グーグルで元旦一発目に検索したのが、「なぜあけましておめでとうと言うのか」でした。
なんでも、「年神様」がいらっしゃって、新年に無事神様を迎え入れることができておめでたいということだそうです。
そして、次々と明かされる事実が・・・。
昭和の初め頃まで、家族全員の誕生日を元旦にまとめてお祝いしていたそうです。みんな数え年で年齢を言い、元旦になれば一歳増える。12月生まれだろうと、元旦を迎えれば数えで2歳だったわけです。おせち料理はダジャレに近い縁起物を日持ちするように料理し、家事をしなくても良いようにしていたそうです。
そして、子どもにはお年玉を本当に紙で小銭を包んで玉にして大人が子どもの手のひらに落として渡していたそうです。お正月は穢れを嫌うので、お金には触れずに紙で包んで渡していたのもその名残です。つまりお年玉が誕生日プレゼントで、現金支給ということになります。もう、日本にだけサンタクロースは元旦の夜明け前に来て、プレゼントを枕元に置くシステムにしてもいい時期が来ているかもしれません。
そんなケチなことを一瞬思ったりもしたのですが、昨年末生まれて初めて10カ月の息子にサンタクロースのプレゼントを代理で枕元に置いてやった時、そんな考えは吹っ飛びました。
10カ月でプレゼントにどうリアクションを取るのか、不安でいっぱいだったのですが、クリスマス当日の朝、異様に興奮した声が襖の向こうから聞こえてきました。そして、プレゼントの箱を叩いて確認する音も。
子どもは喜び、親も喜ぶ顔を見て喜び、おもちゃ屋も品物が売れて喜ぶ。誰も損しないいいイベントだと20年ぶりぐらいに実感しました。
私の場合、サンタクロースを信じなくなった瞬間終わると言われていたので、サンタクロースの存在を念仏のように唱え続けていたのですが、小6の冬、12月20日ごろに家の普段開かない戸棚に赤い包み紙を見つけ、「少し早いけどそれが最後のサンタさんからのプレゼントです。」と母親に言われた記憶があります。
どこかのタイミングで、分かってて親のサンタクロースのノリに乗っかる息子とサヨナラしなければなりませんが、喜んでくれるうちは続けたいです。
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