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フリマアプリ(沼にハマってしまいました)
以前、子ども向けのDVDを買うためにインストールして、そのまま長い間放置していたフリマアプリが、最近私のスマホ稼働時間の大部分を占めるまでになってしまいました。その経緯を体験談としてお伝えしたいと思います。
1.フリマアプリへのイメージ(始める前)
- 転売屋のツール(反社会的な感覚)
- 主婦の副業
- 汚い
- ゴミしかない
- 値切られるのがうざったい
- 梱包が面倒くさい
- 大して儲からない
ネットを始めて間もないころからあった、ヤフオク!を始めとしたオークションサイトは検索するものの一度も手を出したことがなく、そもそも自分が持っている物は、ブックオフ、ハードオフ、その他リサイクルショップに売りに行きこそすれど、人と物を売り買いするハードルの高さは、どちらかと言えばプロの専売特許と思っていました。
メルカリを始めとするフリマアプリが流行り出したこの2~3年、知り合いが当たり前の様にやっているのを見て、もう何周も乗り遅れた気持ちでありつつ、上記にあるような「手間のわりに儲からない」というイメージが先行して手を出してきませんでした。
2.まずは買う側からスタート
手始めは冒頭に書いた子ども向けのDVDを買った体験からでした。買う側は本当に簡単で、単純にクレジットカード決済でネットショッピングをするのと同じで、一般人から物凄い工夫された荷姿で送られてくるだけの違いです。
面白いのが、買ったのがカーズというディズニーのビデオだったのですが、それに付属しているオンラインビデオコードとかは抜かれていて、そのコードすらも別で販売されていました。
そして、私が使ったアプリは利用しないまま2年以上の時が流れました。
3.軽い気持ちで出品(つい1か月前)
つい先日、どうせ捨てるならという気持ちでマンガやクーポンを出品してみることにしたのですが、サクラがいるのではと思うぐらい直ぐに売れてビックリしました。
これが快感で、気付けば家にあるマンガというマンガ、ゲームというゲーム、プレミアがついていそうなノベルティからブランドものまで、要らなくなった物を探して出品する毎日・・・
そうです。沼にハマりました。
4.予想してたけど嫌だったこと①梱包が面倒くさい
マンガが最初に売れたのですが、売れると直ぐに「出荷してください」とアプリから催促されるんです。もちろん直ぐに出荷したいのですが、マンガってぴったりの箱なかなか見つかりません。そして、仕方なく手元にある箱に収めて送ると、ギリギリの送料じゃ送れず採算を圧迫してしまうのです。
ここで手を差し伸べるフリマアプリ運営会社さん。マンガの梱包に最適な段ボール箱を販売しているのです。さらに、今試験運用しているそうですが、メルカリでは、「あとよろ便」というまとめて発送して、梱包は業者にお任せするという新サービスを開始・・・。ちょっとでも利ザヤを確保するためには自分で梱包すればいいのですが、とにかくお金が直ぐに楽して欲しいという人にとっては便利なサービスかもしれません。
5.予想してたけど嫌だったこと②値引き交渉がうざったい
「失礼いたします。この商品を購入したいと考えていますが、お値引き可能でしょうか?」という質問が良く来ます。
自分で一度買おうとしたとき、コメント欄にカーソルを合わせると、このテンプレートが出てきたのです。運営が煽ってどうすんねんと心の中でツッコミを入れましたが、みんな安く買いたいし、売る方もある程度妥協できる値段がある含みを持たせた価格設定なので、当然と言えば当然ですね。アダム・スミス・システムとも言える仕様でした。
これがうざったいと思っていたのですが、結局これが沼にハマる要因でした。
なんだかんだで、物の売り買いを通して全く知らない人と交流を楽しんでいたのです。
基本的に転売益を出そうと思って始めたわけではなく、「捨てたくないけど要らない」という居場所のない気持ちに整理をつけてくれる、そういう存在なんだと思います。
6.今後の展開
Amazonで言う所のマーケットプレイスに近い形で色んな生産者が利用し始めるのではないかと思います。
規約に色々と書かれていますが(賞味期限を過ぎているとダメとか)、獲れたての魚を釣った瞬間フリマアプリに載せて、「当日のみ発送可!」とかやって、港にあるクール便に対応した配送センターからそのまま梱包して出荷するという、漁協が要らなくなる時代。
採れたての桃が写真で選べる時代。
ワクワクしかしません。
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