ブログ
自由研究のテーマ
私が小学生の夏休みの宿題は夏休みドリルに加えて、図工、習字、自由研究の内何か2つ提出すればよいという事だったので、大抵習い事として通っていた絵画教室で作った工作物と、習字教室で書いた習字の作品を提出して済ませていました。同級生もほとんど全員が自由研究を出して来るわけもなく、学校中の自由研究が図書室にまとめられて、かなりこじんまりと展示されていたことを思い出しました。
そんな私が小学校6年生になったころ、習字は自分で半紙を出せば直ぐに書けたので良いとして、図工向けの工作物を作るか、自由研究をするかの2択に迫られた結果、初めて自由研究に取り組むことになりました。
夏休みはあと1週間。
とりあえず、奈良市立西部図書館へ車で送ってもらい、午後いっぱいを使って何か研究を完成させると言って夕方5時に迎えに来てもらうことになりました。
私が選んだテーマは「塩」
専門書コーナーへ行き、何故か目を留めた「塩」の本。
塩は一体どうやって作られ、食事だけでなく工業などに利用されている・・・
ひたすら調べ、ノートにメモを取って家に帰りました。
翌日、文房具屋へ行って模造紙を買って来て、塩をテーマにした私の発表資料は完成。
夏休み明け、当然の如くクラスで自由研究を提出したのは私一人だったので、教室の後ろに掲示された後に、図書室への掲示に回されました。
意外とマニアックで面白い自由研究
自分が自由研究を提出するまで、他人の自由研究には一切興味が無かったので友達と一緒に図書室に掲示されている自分の自由研究がどうなっているか見に行きました。
そこには、他に提出された数点の自由研究が同じように模造紙で掲示されていました。
今でも一つ覚えているものがあり、それの書き出しも含めて書いてみたいと思います。
「忍術の研究」
私はこの夏、忍術にドはまりしました。そのきっかけは、忍たま乱太郎のコミックスを1~3巻まで読んだためです。この自由研究では、そこで学んだ忍術を皆さんにご紹介したいと思います。
・すいとんの術
水に潜り、竹筒を水面から出して呼吸をし息を潜めます
・隠れ身の術
身の回りのものに溶け込んで姿を見えにくくする術です。木の陰や、土の中などに隠れることもあります。
・分身の術
自分の残像などを利用して相手に自分が何人もいる様に惑わして、攻撃が当たりにくくする術です。
もう、今38歳だから言えますが小学生の研究は可愛いすぎる。今もう一度これを見にタイムスリップしたい。
自分は何とか手を抜こうと必死に図書館で拾った塩に関する情報を、模造紙に大きくまとめることで立派に見せるという誇大の術を使ったに過ぎないのに、これらの忍術を全てイラスト入りで紹介している健気さに感動させられました。
30年後分かった驚愕の事実
そして、今自分で忍たま乱太郎について「コミックスがある」ということを思い出し、ネットで検索したところ、なんと・・・
全65巻あるそうです。
タイトルは、落第忍者乱太郎。
そんなに長い間留年を繰り返していたんだと思うと、乱太郎が不憫でなりません。
65巻ともなると、そこまでに並ぶタイトルも以下のような全国民が愛する漫画がずらっと並びます。
・こちら葛飾区亀有公園前派出所(200巻)
・ゴルゴ13(200巻以上)
・あぶさん(107巻)
・クッキングパパ(168巻以上)
・ジョジョの奇妙な冒険(139巻以上)
・名探偵コナン(105巻以上)
アルファメックで出来る自由研究
アルファメックで出来る自由研究は、例えば顕微鏡で小さなものを観察して写真付きのレポートにまとめてみたり、その辺にある金属製品がどんな金属で出来ているか、メッキされているのか蛍光X線分析装置で測定したり、色んな飲み物が酸性かアルカリ性か調べてみたり。
混ぜちゃダメな薬品を混ぜるとどうなるか観察したり
※毒ガスが出るものや、反応で発熱ものなどはプロの監修下で絶対にさせません
子どもの頃、自分の家がこんなことをしていたのにやったことがないなと思うので、機会があればやらせてみてもいいかなと思いました。
コメントを残す