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液晶テレビの廃棄を体験

液晶テレビが余っていて、セカンドテレビとして使おうかと考えずっと部屋の片隅に置いていたのですが1年間使わなかったので思い切って廃棄することにしました。意外とルールがややこしくて、個人が捨てるにはハードルが高いなと簡易させる場面がいくつかあったのでその点を踏まえて紹介させて頂きます。

廃品回収はしてもらえない

コンビニで粗大ごみのチケットを購入して、市のごみ処理業者に電話を入れて家の前に出しておけば持って行ってもらえる廃品回収と同じ方法でテレビも廃棄できると思い込んでいたのですが、「家電リサイクル法」という縛りがあって、ソファとかの大型家具と同じようには処分できないことが分かりました。

テレビの買い替えだと非常にスムーズ

テレビを販売する小売業者は、販売するとき求められれば所定の料金を支払ってもらって、廃棄するテレビを引き取る義務があるそうで、大型の液晶テレビだと家電量販店にもよりますが4000~5000円ぐらいで引き取って処分してもらえます。買い替える予定もないし、仮に引き取ってもらえるとしてももう少し安く済ませたいという方は次のやり方に進みます。

自分でリサイクルセンターに持ち込んで処分する

家電リサイクル法では、対象の家電を廃棄するときに必ず「家電リサイクル券」を購入して、それをリサイクルセンターに持ち込む際渡して初めて廃棄することが許可されます。郵便局で振込手数料込みで3116円を支払って家電リサイクル券を購入し、自家用車でテレビを認可を受けた指定引取場所に持ち込みます。

一般財団法人 家電製品協会 家電リサイクル券センターホームページ

指定引取場所はハッキリ言って完全に業者向け施設だった

そんなに小さくないSUVに乗って行ったのですが、トラックやフォークリフトが稼働している中をゴミ集積地まで乗り入れるのは結構勇気がいりました。トラックと狭い場所で並走すると、運転席の高さが全然違うので、もし見えてなかったらどうしようと冷や冷やします。日曜・祝日は完全に休みで、営業時間も普通の日中なので、廃棄物運搬業者を使えと示唆されている様な気持ちになりました。実際、少し高くなりますが引き取ってもらった方が手続と持っていく手間を考えると納得の値段かもしれません。

格安業者にご用心を

ちょっとでも費用を抑えたいと思うかもしれませんが、法律で家電リサイクル券の価格は決まっていて、それ以下には中古で引き取ってもらう以外に絶対安くなりません。もし万が一ネットで探して規定価格より安い業者がいたら、不法投棄されるか、後から別の費用を吹っ掛けられると考えたほうが良いでしょう。

旨い話は無いので、お気を付けください。

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