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新型コロナウイルスに対して思うこと
急な休校処置
卒業式が無くなって悲しんでいる学生が大勢いると思います。私は卒業式が無くなったらどう思うかなと考えましたが、物事を一面的に報じる世の中の在り方に疑問を抱いています。もちろん、一面的にと申し上げる以上、悲しんでいる側も喜んでいる側もどちらの気持ちもないがしろにするつもりは全くないので、ウイルス感染拡大のスピードを緩めるために払った犠牲として、日本史に刻まれることだろうと思います。結局この判断が良かったのか悪かったのかは後世の方が決めることで、現在を生きている我々からすれば、悲しいと感じる者もいれば、これで良かったと感じる者もいるということだけは忘れなければそれでよいと思います。卒業すると、今まであれだけ毎日顔を会わせていた友達と、本当に一生会わなくなったりするので、学校という場が如何に人生に意義があったかと考えさせられました。
デマ
トイレットペーパーをたまたま買いに行ったら、デマの影響で売り切れ始めていたそうで、たまたま買えた私は買い占めをした悪者みたいにご近所さんから見られて辛かったです。
デマを流した人は外国では罪に問われ、日本で情報発信源になった方はネット上でリンチに遭い、辛酸を舐めたと思われます。
メルカリを見ると、12ロール入り2パックで5000円の出品がありました。
マスクは我慢できますが、トイレットペーパーは買ってしまうのでしょうか。売り切れになっているものもあったので悲しい限りです。
PCR法の検査体制拡大
本当に重症の患者さんが新型コロナウイルスに感染していることが分かり、適切な治療を受けられるようになれる機会が保証されるために、PCR法で診断できる数が増えるのは歓迎されることです。
一方で、軽症もしくは無症状の方もPCR法で陽性か陰性か判定出来るようになるのですが、軽症の方も入院措置が取られるのかが気になります。感染拡大が初期の場合は隔離の意味も込めて入院措置が取られていたのでしょうが、限りある病床を奪うことになるので、この検査体制拡充と入院措置の方針をセットで国民に伝えるべきかなと思います。
東京オリンピック
5月末までに収束しないと中止も検討されるということですが、このオリンピックというイベントは何故同じ年度内の延期が許されないのでしょうか。
理由はもちろん知っています。米国が一番多く放映権を支払っていて、7月と8月が色んな協議の中継が無いタイミングだからという理由です。
あと、悲しいことにパラリンピック出場選手の多くの方は基礎疾患を持っているため、大勢の観客や大会関係者が集まるイベントは命のリスクが高まるため、無観客であったり関係者をかなり絞った小規模大会にせざるを得ないらしいのです。
東洋人差別
西側諸国では、子どもから「ウイルス笑」と日本人でも東洋人一括りに差別されるという話をウェブ上で見かけました。日本人も訪日中国人をウイルス扱いしてましたし、逆にイタリアとかでも感染者が見つかり始めているわけで、感染後に自分が受けるであろう差別のことまでは頭が回っていないのかなと感じました。
インフルエンザ罹患率下がる
通常2月頃ピークを迎えるインフルエンザ罹患率が、今年は上がらず大体1/3程度に収まっているという結果に終わりそうです。前に別のブログに書きましたが、ウイルス対策に力を入れることがこれほどまでに効果があるのかと実感させられました。
マスク
弊社ではサンドブラストという処理があり、防じんマスクを利用するのですが、これが品薄状態で手に入らなくて困っています。
先日白人女性がこのマスクを付けて街中を歩いている姿を見たのですが、N95相当のマスク、とっても息苦しいです。人によっては酸欠状態になるかもしれません。そして、一枚880円ととても高価でありながら使い捨てなので、こんなの毎日替えて使っていたら大変だなと思います。
サージカルマスクで飛沫感染を防ぐぐらいしか、マスクに期待出来る効果はありません。人と密着する電車に乗るときは絶対必要ですね。
私は、これだけ品薄になるとは思っていなかったので買い溜めしておらず、布製のマスクを必要な時にだけ付けています。使い終わったら洗ってまた使えるので、経済的ですよ。ただし、防じんマスクと一緒で相当息苦しいです。
結局手洗いうがいを食事のたびにするしかないかなと思います。
一刻も早い収束と、自分も含めた皆様のご健康を祈念しております。
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