ブログ
ワイプが嫌い
M-1グランプリ、NHK新人お笑い大賞、ABCお笑いグランプリ…etc お笑いの賞レースは色々あり、私も人並みにお笑いが好きなので積極的にテレビの放映に気づけば視聴しています。昔からある、ベテラン芸人や落語家、タレントに寸評を加えさせるシステムは登竜門としての賞レースには欠かせないスパイスだと思います。
ただ、私はどうも好きになれないテレビの演出があります。
それは・・・・
漫才中にベテラン芸人の笑い顔をワイプで抜くことです
例えばダウンタウンの松本人志さんが我慢しきれずに肩を揺らして笑っているシーンが、たびたびワイプで抜かれているんですが、結構イライラします。意図は分かるんですよ。「今漫才している芸人、こんなに面白い松本人志さんも認めてるんですよ、面白いと思いませんか?」みたいな演出ですよね。
地元のカメラが少ないケーブルテレビが、ショッピングモールで行われた漫才コンテストを映す時みたいに、ほぼ定点カメラで画が動かないのが賞レースの理想じゃないかなと私は感じるわけです。
なんか偉そうなことを言って本当に申し訳ないのですが、観ているネタの面白い面白くないを、なんで番組を作ってる側に強要されなあかんねんというのが私の気持ちです。
なぜこんなことを言うかと申し上げますと、ワイプ撮り機能を持ったデジタルビデオカメラがあるんです。
※ギズモードジャパンより引用 http://www.gizmodo.jp/2014/04/panasonic_w850m.html
想像してみてください・・・・
運動会・・・白熱した父親が唾を飛ばして応援する顔が大迫力でワイプに入り続けます
授業参観・・・子どもをほほえましい顔で見つめる母親の顔がずっとワイプで入り続けます。お母さんのことを確認しようと後ろを向いた時に、あえて怖い顔をして「前向いておきなさい!」と怒っている時以外、ずっとニコニコしているのを子どもに知られてはいけないんです。
出産・・・妻の一生懸命な顔と緊迫した風景に、何もできずただただラマーズ法で呼吸する夫(お前がしても意味がない)のワイプが入り続けます。生まれた瞬間、顔をぐちゃぐちゃにして泣いていればいいんですが、冷静な顔をしていたり、若干羊水まみれの赤ちゃんに引いている顔が映っちゃ後々揉めます。
そうです。
ワイプなんてない方がいいんです。
言い忘れました。
物まね番組で、ひな壇にいるアーティストやタレントがワイプで抜かれた瞬間だけノリノリで首を横に傾けながら、歌詞を口ずさむやつも嫌いです。
コメントを残す