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ホワイトカラーの作業効率を下げている原因はメールチェック

ホワイトカラーは、英語でwhite-collar jobsと言われる白い襟の服で働く事務系社員の作業効率が悪いと言われています。海外から見ると残業をし過ぎていると見られているそうです。確かにパソコンを使った仕事は作業手順を考え、見栄えを気にしながらやると莫大な時間がかかってしまうものです。ネットが出来る環境であれば気晴らしにネットサーフィンをし、思うように成果を挙げられない状況になると考えられます。そこに時間のゴールが設けられていないと、ずるずると「明日まで」という残業ありきのゴールに向かって効率の悪い作業をすることになります。

私が思う、一番効率を下げているホワイトカラーの習慣は、「朝一のメールチェック」だと思います。

 

朝一、ホワイトカラーはパソコンを立ち上げないと仕事にならないと思い込んでいます。そして、まず一番大事なことはメールチェックだと思い込んでいます。新しい仕事の依頼、自分が頼んでいた仕事の進捗状況の報告、飲み会の誘いなどなど。

でも、考えてください。一番大事なことって何だと思いますか?

朝一で一番大事なことって、昨日やり残した仕事なんですよ!!

これ、製造業で働いていたら当たり前のことなんですけど、現場から離れれば離れるほどこういう傾向が強くなるなという印象があります。前の晩もしやり残した仕事があれば、朝一にパソコンを立ち上げてそれから取り掛かるのが常識だと私は考えています。

でも、自分にとって大事なメールが来ているのを見逃したらどうしようという強迫観念があるのも承知しております。でも、思い切って前の晩にやり残した仕事を片付けてからメールチェックしてください。いや、ルーチンワークが終わるまでメールチェックしなくていいと思います。なぜなら・・・

そんな急ぎの大事な仕事を頼むのに、メール一本で済ませる人いますか?

社会人になったら必ず習うことですが、メール一本で仕事を頼んだ気になってるなよという常識です。もし、相手と自分の間にメール一本で仕事を依頼され、それがオンタイムで対応出来ないと評価が下がるような関係にあるのであれば、非常にまずい関係だと思います。それはまるで、ネットショッピングみたいな関係だと思います。もちろん、メールだけで連絡し、返信があったことで了解を得られたと理解される仕組みを構築されている関係もあります。働いている時間軸が違う場合有効だと思います。

Facebookをやっている方からすると、なじみ深い画面だと思いますが、この通知には魅力があります。自分の発言に対して、存在に対して何かリアクションがあるということを、心に強く印象付けるものです。これを見て、開かない人は少ないと思います。自分にとってどんな有益なことが書かれているか気になって普通は開きます。

酷くなると、この赤い通知を見たいがためにFacebookのアプリを開いて通知があるかどうか確認し、ついでに友人の書き込みや企業広告を読まされる羽目になります。目標の時間に向かって、仕事を終わらせる努力をすることは、メールやSNSの通知を無視するような心の痛みを伴うものですが、きっと仕事はいい方向に向かうと思います。

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